【Switch2】結局何のゲームを遊べるのか。えっほ、伝えなきゃ。徹底解説！

Switch2でみんなが「えっほ」してる現実。

2025年のゲーム業界最大の話題といえば、やはり任天堂の新型ハード「Switch2」の登場である。Switch2当選者たちの行動は極めてシンプルである。

「まずは箱を晒す」

X（旧Twitter）・Instagram・Threads・TikTok・YouTube ShortsなどあらゆるSNSがSwitch2当選自慢ポストで埋め尽くされている。

特にSNSのトレンド入りを狙うユーザーは「Switch2箱きた」「抽選勝利」「ヨドバシ当選！」といった報告画像を一斉に投稿。もはや恒例行事と化しており、数日遅れて入手したユーザーは出遅れ感を感じるほどだ。

この文化はただの自慢とは少し違う。そこには「せっかく当たったのだから、伝えなきゃ！」という心理が強く働いている。抽選という運試しを勝ち抜いた興奮。ようやく手に入れた最新ハードという優越感。そしてフォロワーや仲間たちとの共有欲求。

特にゲーマー文化が色濃い秋葉原界隈では、この「伝えなきゃ文化」は一層強くなる。
・ヨドバシAkibaで受け取ってすぐその場で撮影
・UDX前のベンチで荷物整理ついでに投稿
・電気街口のアニメ背景と一緒に箱を写し込む

こうして現地×SNSの合わせ技が完成し「戦利品をえっほ → 伝えなきゃ投稿」という新たな投稿スタイルが形成されていく。

だが、ここで次なる課題がやってくる。それが「買ったはいいが、何のソフトをやるのか問題」である。

で、今何が遊べるの？Switch2現行タイトル完全整理【2025年6月版】
任天堂の伝統芸「ハード先行・ソフトは育てていく」戦略を解剖
「買ったけど積む」ハードを買うことがゴールになりつつある心理
今後のSwitch2キラータイトル予想カレンダー【2025〜2027】
くまおの視点👀
1. 関連

で、今何が遊べるの？Switch2現行タイトル完全整理【2025年6月版】

Switch2の抽選当選通知を受け取り、えっほえっほと本体を持ち帰り、伝えなきゃ欲求でSNSに箱を晒したユーザーたち。その後彼らが真っ先に直面するのが「さて、今何を遊ぶ？」という選択の瞬間である。

では早速結論。
現時点（2025年6月14日現在）のSwitch2対応ソフトラインナップを整理してみよう。

タイトル	ステータス	ソース
マリオカートワールド	✅ Switch 2向け 6/5発売	任天堂公式サイト
スプラトゥーンレイダース	✅ Switch 2向け開発中（公式発表済）	任天堂公式「6/12開発発表」
ゼルダの伝説 TOTK 2 Edition	✅ Switch 2向けアップグレード版 6/5発売	任天堂公式
ゼルダ無双封印戦記	✅ Switch 2向け発表済	Famitsu報道
Pokemon LEGENDS Z-A	✅ Switch 2 Edition 10/16発売予定	任天堂公式
ポケモンSV	✅ 対応表記あり（Switch 2でも遊べる）	公式タイトルページ
モンハンライズ+サンブレイク	✅ Switch 2対応可（互換性あり）	任天堂＆Capcom公式
ドラクエI/II HD-2D	✅ Switch版にHD-2Dリメイク予定（2025）	Square Enix＆任天堂公式
ドラクエIII HD-2D	✅ Switch版発売済（2024）	任天堂公式

発売済みタイトル

マリオカートワールド：2025年6月5日発売。シリーズ初の24人対戦や新コース構成が導入され、Switch2ローンチの柱として登場した。SNSでも購入報告が相次いでいる。
ゼルダの伝説 TOTK 2 Edition：前作「ティアーズオブザキングダム」をSwitch2向けに最適化。4K高解像度版として6月5日同日発売。
ドラクエIII HD-2Dリメイク：2024年発売版がSwitch2互換稼働。完全新規作ではないが、互換性確認済みの人気タイトル。
モンハンライズ＋サンブレイク：従来Switch版がSwitch2上でも高フレームレート互換に対応。新作ではないが、引き続き遊べる定番タイトル。

開発発表済タイトル

スプラトゥーンレイダース：2025年6月12日発表。完全新作スピンオフとして開発進行中。これまでのスプラトゥーンとは異なるレイドバトル要素が導入予定。
ゼルダ無双封印戦記：新たなストーリーラインでのスピンオフ無双タイトル。開発中と公式発表。
ドラクエI・II HD-2Dリメイク：2025年発売予定。正式発表済み。Switch2での最適化動作前提で準備進行。
Pokemon LEGENDS Z-A：2025年10月16日発売予定。完全新作ではなくレジェンズ系の拡張だが、事実上のSwitch2本格ポケモン第1弾と見なされる。

まだ公式発表されていないタイトル群

現時点で以下のSwitch2世代完全新作としての発表はまだ出ていない。

・ゼルダ完全新作（ティアキン続編）

・ポケモン第10世代（ナンバリング本編）

・モンスターハンター完全新作

・ドラクエ12本編

・ピクミン5

・マリオワンダー続編

・桃鉄完全新作

今のSwitch2は「大型タイトル準備中ゾーン」に入っている

こうして整理すると、Switch2発売と同時に一定数のキラーIPは既に投入されつつあるものの「フル新作祭り」という状態にはまだ届いていないことが分かる。

まさに今は、えっほえっほと伝えなきゃ投稿の裏でユーザー側は次の大型弾を待ちながら「何を積むか選ぶ時期」に入っているのが実情である。

任天堂の伝統芸「ハード先行・ソフトは育てていく」戦略を解剖

任天堂は実は新ハードを出すたびにハード普及が先、ソフトは後から育てるという戦略を繰り返してきた。Switch2も例外ではなく今回もその路線が綺麗に踏襲されている。

歴代任天堂ハードの初期ラインナップを振り返ると共通点がよくわかる。

ハード名	発売年	初期主力タイトル
Wii	2006年	Wii Sports、ゼルダTP
3DS	2011年	リッジレーサー、パイロットウイングス
WiiU	2012年	NewマリオU、Nintendo Land
Switch	2017年	ゼルダBoTW、マリカ8DX移植

【歴代任天堂ハード初期ラインナップ】

特にSwitch時代においては移植と強化と既存資産活用という方針が強化された。今回のSwitch2でもそれがさらに進化して現れている。

ゼルダTOTK 2 Editionは強化版となりモンハンライズ＋サンブレイクは互換版、ドラクエHD-2Dは資産活用という形で投入されている。

この戦略の裏にあるのはまずはハード普及を最大化しその後にソフト開発を厚くしていくという順序である。これにより開発負担を抑えつつ初期からソフト不足による評判悪化を防ぐことができる。

「買ったけど積む」ハードを買うことがゴールになりつつある心理

Switch2に限らず、ここ数年のゲーム業界には「所有消費化」という消費心理が根を張っている。
特に日本のオタク消費文化ではこの傾向がより顕著だ。

抽選当選の達成感がピーク化
買ったらSNSで「伝えなきゃ」報告義務発生
SNS反応を得た時点で一種の満足感到達
実際に起動するのは後回し or 積む

秋葉原でもよく見かける現象である、新作フィギュア・限定グッズ・コラボカフェの特典なども含め、「えっほ持ち→伝えなきゃ→積み上げる」というサイクルが日常になっている。

Switch2も例外ではなく、むしろ抽選入手という障壁が加わったことで「入手だけでイベント化」してしまっている側面もある。

今後のSwitch2キラータイトル予想カレンダー【2025〜2027】

では今後Switch2のソフトラインナップはどのように育っていくのか。現時点の公式情報と任天堂の過去傾向を踏まえた予測カレンダーを整理する。

予想時期	予測タイトル	ステータス
2025年夏〜秋	Pokemon LEGENDS Z-A	発売確定（10月16日）
2025年冬	スプラトゥーンレイダース	開発中、年内投入濃厚
2026年前半	ゼルダ完全新作	そろそろ発表濃厚ゾーン
2026年	マリオワンダー続編 or 3Dマリオ新作	未発表だが動き出す可能性
2026〜27年	ポケモン第10世代本編	世代交代スケジュールに重なる
2027年	ドラクエ12 or モンハン完全新作	発売時期焦点化