【なぜこうなった？】秋葉原の空きテナントが多すぎ問題が深刻化。くまおが訪ねてみた感想と跡地の活用はどうなるのか？

高層ビルから溢れんばかりのカラフルな看板が立ち並ぶ秋葉原。かつてはあらゆるその道を極めんとせしめた同好の志が集う街、だったはずですが…

その秋葉原地区に、店舗どころかビル一棟が丸々空きテナントとなる事例が急増しています。

時代や流行の移り変わりで街の様相が変わってしまう事は自然の摂理と同様なので受け入れざるを得ません。

ですが今回ばかりは嘆かざるを得ないくまおの心情。嘆きの果てになにがあるのかは別として。しかし現状はお伝えしていかなければという焦燥感。

ご時世で実店舗を構えるお店が苦戦しているのを背景に、秋葉原に今何が起きているのか嘆きます。

交差点の一等地「ボークス秋葉原ホビー天国」跡地

「ボークス秋葉原ホビー天国」跡地はJR秋葉原駅にも近く、交差点の角に建設されたビルであり、集客の観点から見て申し分ない場所にあります。

まさに秋葉原の昼と夜を彩る象徴的存在のひとつでしたが…

低層階は赤、高層階は白でハッキリ分けられた色合いは、遠目から見てもかなり目立つので印象的な建物です。

2021年に空き店舗となって以来そのままで、見た目もかなり老朽化しており、新しく生まれ変わるとすれば建て替えは避けられないでしょう。

石丸電気からの秋葉原の変遷を象徴するビルとなってしまいました。でも復活も復帰もあるのがこの街の特徴。それにホビ天２は健在中の健在ですので何とか寂しさを堪えているくまおです。

いや結構いきますよ。くまお。だって陳列されているフィギア見てるだけで軽く一時間は経ちますよ。あ、なかなか買わないくまおのせいだったりするのかな。すみません。でもホビ天はいまだに行ってます。好きです。

ボークス秋葉原ホビー天国1

2014年のオープン以来、7年間にわたり皆様に長らくご愛顧いただきました「ボークス秋葉原ホビー天国」は、2021年5月16日（日）をもちまして閉店させていただく事になりました。

www.volks.co.jp

「セガ秋葉原GiGO」跡地

地上７階まで空きテナントと化したビルが「セガ秋葉原GiGO」跡地です。

こちらも先ほどと同様に素晴らしい立地であり、ビルのガラス面に「艦隊これくしょん」のキャラクターが大きく描かれていたことが思い出されます。

こちらも現在のところ新テナント情報は出ておりません。大きなテナントとなりますのでお家賃も大変なもの。一千万円以上もする賃料が半額近くまで下がったというTweetも見受けられました…。むしろこのテナント料でこれまで利益を上げていたGIGOが凄すぎる現実に震え上がるくまおでした。

在りし日の秋葉原を彷彿させるビルなので、１日も早く再生して欲しいです。

「とらのあな」が池袋店以外すべて撤退

SNS上では「青春を過ごした場所の1つでした」「俺らの青春を育んでくれた場所」など、とらのあなで過ごしたときを懐かしむ声のほか、「今まで本当にありがとうございました」「たくさんの拍手と『ありがとうー！』の声。長年おつかれさまでした」など、ファンによる感謝の言葉であふれています。

引用元：https://news.yahoo.co.jp/articles/582dd027b368e12a0788370daece468e3b68193b

2022年８月末、衝撃のニュースがネットや地上波TVで駆け巡りました。秋葉原を含む池袋店以外すべてのとらのあな店舗が閉店されることとなりました。

今後は堅調に伸びている通販事業を拡大していくとのことです。もともとネット販売に支えられていたのでしょうから経営判断ろしては至極まっとうであると言えます。

「アマゾンや楽天市場など、全国どころか世界中に荷物が届くこの時代に、実店舗型のテナントが本当に必要か？

などと陳腐な意見を拝見する度に、これでは秋葉原の文化自体が否定されているようで悲しくてなりません(泣)

SNSでも多くの嘆きの声を見る事ができました。

当然Yahooニュースでも大々的に取り上げられていました。

秋葉原の空きテナントとが増える現状と跡地活用

秋葉原での空きビルや空きテナントが散見される悲しき問題。

もちろん往時を知る来訪者の感想なのかもしれません。しかし賑やかな看板とお客が吸い寄せられる店舗の窓ガラスに心湧かせたあのアキバを懐かしむ声も多い事は事実です。くまおも今のアキバを歩いていて感じる寂しさはとても大きなもんです。でも。以外と新しい店舗が出来ている事に大きな希望を感じている事もまた率直な気持ちです。

WEBでのお買い物が主流となっていた中で到来した「ご時世」。まさに世界観を変える出来事だったと思います。そもそも人の流れが抑制されてしまった中で業態変化を加速させる店舗事業者がいる事は自然の流れ。しかし、紙ベースであったはずの出版業界が苦境の様相を跳ね除け、過去最高益を更新し続けている現状を踏まえれば決してマイナス要素だけの絶望的状況ではないはずとくまおは信じてやまないのです。

アニメやゲームが輸出産業のアップストリームとなった今、それに引っ張られて大きく躍進を遂げる可能性を秘めるオタク街、そうであったら良いのになぁと思いにふけるくまおでした。

この記事のまとめ

秋葉原の空きテナントや撤退した店舗についてお伝えしました。

ご紹介した事例はほんの一部。まだ全く動きが見られない跡地の問題に思いを巡らせると悲しい気持ちになってしまうくまおです。

次回はメイドカフェについて記事にする予定です。お楽しみに！

ちなみに駅ではかつてのような萌えの要素だけでなくこんな集会も開かれる始末…

まあ、オフィス民も多くいろいろな市民生活が営まれているこの街ですから良いんですけどね…

何か悲しい😢

All Photos By くまお