
推し活で人生回してるあなたへ
推しが尊い。
でも現実もなかなか地獄。
気づけば通帳は真っ赤、電気止まりかけスマホは容量オーバー。
それでも推しの笑顔ひとつで明日も働こうって思えるあなたは立派な現代勇者です。
ただし──
おい、推し活やってる場合じゃねーぞ!
的な現実トラブルはもうすぐそこまで来てるかもしれません。
今回はそんな推し活沼民が遭遇しがちな「トラブルあるある50選」と、
それを現実的に解決するライフレスキューリンク集をセットでお届けします。
緊急時に先ずは深呼吸してやるべき事を明確にしていきましょう。
ライフライン崩壊系あるある
おい、推し活やってる場合じゃねーぞ!電気止まるぞ
深夜の配信を見て泣きながらグッズをカートに入れていたその瞬間に照明が落ちる。画面も真っ暗、Wi-Fiも沈黙。推しどころか自分の足元も見えない。現実は電気が止まった瞬間に一気に原始時代だ。
停電は「自分の家だけ」か「地域一帯」かでやることが変わる。支払い忘れ・ブレーカー・地域停電。この三つを落ち着いて切り分けるのが先だ。
慌てずにやることメモ
・まずスマホのライトか懐中電灯を確保する
・窓の外や近所の家を見て、周囲も真っ暗か確認する
・周囲も暗いなら地域停電の可能性が高いので電力会社や自治体の公式サイトやXで情報を確認する
・自分の部屋だけ暗い場合はブレーカーを確認しスイッチが落ちていれば上げる
・ブレーカーが落ちていないのに通電しないなら電力会社からの通知や未払いの有無を確認する
・請求書やマイページで支払い状況をチェックし心当たりがあれば早めに連絡する
・復旧後はモバイルバッテリーと懐中電灯を一箇所にまとめておき請求関連のメールは見逃さないようフォルダ分けしておく
水漏れ止まらないんだが
グッズ棚の下がじんわり冷たい。嫌な予感がしてどかしてみたら床が濡れていて蛇口やホースからポタポタ。推しの涙じゃなくてリアル水漏れだった、というやつだ。放置すると床も壁もやられて修繕費で笑えなくなる。
水漏れは「まず止める」「濡らさない」「誰に連絡するか決める」の三段階。焦って雑巾で拭き続けるだけだと被害範囲が広がる。
慌てずにやることメモ
・水の元栓(キッチン下、洗面台横、トイレ裏など)を探して締める
・どこから漏れているか、ざっくり場所だけ把握する(蛇口、ホース、床配管など)
・水に弱いもの(グッズ、電化製品、紙類)はすぐ別の場所に避難させる
・賃貸なら管理会社や大家に電話し状況と場所を簡潔に伝える
・写真を数枚撮っておきあとで保険や修繕の話が出たときの記録にする
・自力で直せそうと感じても配管部分は無理に触らない
・落ち着いたら定期的に蛇口やホースの緩みをチェックする習慣をつける
トイレ詰まってんぞ
遠征から帰ってきてやっと自宅トイレで落ち着けると思ったら水位がどんどん上がっていく。レバーをもう一回ひねったら完全にアウト。推しの尊みどころか自分の生活インフラが止まる瞬間だ。
トイレ詰まりは「流すのをやめる」「原因をいじりすぎない」が鉄則。勢い任せのラバーカップは二次被害の元だ。
慌てずにやることメモ
・それ以上レバーを回さず水を足さない
・数分置いて水位がゆっくり下がるかどうかを確認する
・固形物を落とした心当たりがあるならゴム手袋をして取れる範囲だけ静かに取り出す
・ラバーカップを使う場合は一度で力を入れすぎずゆっくり押して一気に引く動きを数回試す
・水が溢れそうになったらすぐ中断し床にタオルや新聞紙を敷いて被害を広げない
・賃貸なら管理会社に連絡し「何をしたか」「何を流したか」を正直に伝える
・普段からトイレットペーパー以外は流さない、流せるシートも量を控えるなど再発防止ルールを決めておく
鍵、推し会場に置いてきたぞ
ライブでテンションが上がってロッカーに荷物を突っ込みそのまま打ち上げへ。帰宅して玄関の前でかばんをひっくり返し鍵だけがないと分かった瞬間のあの絶望。寒い季節なら笑い事ではない。
鍵トラブルはパニックになる前に「安全確保」「連絡先整理」「今夜どうするか」の順で考える。無理やり開けようとするとドアも心も壊れる。
慌てずにやることメモ
・まずその場が安全か確認し人気のある場所やコンビニ付近に移動する
・スマホのバッテリー残量を確認し必要ならモバイルバッテリーにつなぐ
・当日利用したロッカーや会場、飲食店に電話し落とし物として届いていないか確認する
・賃貸なら管理会社や大家の緊急連絡先に電話し合鍵対応が可能か聞く
・鍵業者を呼ぶ場合は料金の目安と支払い方法、本人確認書類の有無を聞いておく
・今夜どうしても家に入れない場合に備え近くのネットカフェやビジネスホテルの場所も確認しておく
・今後に備えて信頼できる相手にスペアキーを一つ預けるか、玄関近くに「必ず鍵を確認する場所」を決めておく
騒音で隣人が警察呼ばれたんたが
推しのライブ映像を大音量で流してコールまで入れていたら突然の壁ドン。数日後、インターホン越しに名乗るおまわりさんの声。自分はただ現場を再現していただけなのに向こうから見れば騒音源だ。
騒音トラブルは「ちゃんと謝る」「すぐに対策を見せる」「長期的に環境を変える」の三本立て。感情で押し返すと一気にこじれる。
慌てずにやることメモ
・警察や管理会社が来たら言い訳より先に一度きちんと謝る
・その場で音量を下げる、再生を止める、時間帯を改めるなどすぐできる対応を見せる
・自分の部屋のレイアウトを見直しスピーカーやテレビを壁から離すか振動を吸収するマットを敷く
・夜間はスピーカーをやめヘッドホンやイヤホン視聴を基本にする
・それでも気になるなら吸音カーテンや厚手のラグなど防音寄りのインテリアを少しずつ導入する
・トラブルの内容と日付をメモしておきもし今後も続くようなら管理会社に相談する
・「何時以降は声出し禁止」「現場再生は休日の昼だけ」など自分の中のルールを書き出して目に見える場所に貼っておく
マネー地獄系あるある
おい、推し活やってる場合じゃねーぞ!推し活費で赤字生活…
給料日に口座残高が一瞬で溶ける。家賃よりも早く消えるのは推しのグッズ代。気づけば生活費が足りずそれでも「推しのためだから」で正当化してしまう。推し活は心の支えでも現実の家計は数字でしか動かない。
浪費を止められないのは「使った金額の把握」ができていないからだ。推しへの支出を見える化するだけで冷静になれる。
慌てずにやることメモ
・今月の明細を全部確認し推し関連に使った総額を紙に書き出す
・必須生活費(家賃・光熱費・通信費)と区分けして余剰の推し費を算出する
・グッズやイベントの中で「絶対に行く/迷う/見送る」に分ける
・来月の支払い予定を先にカレンダーに入れ、残金で推し費を調整する
・手元のクレカを一度財布から出しておく(視覚的に抑止になる)
・記録は続けることが肝心。週に一度だけ振り返る時間を取る
推しグッズ代で貯金ゼロ
限定グッズ、抽選販売、受注生産。気づけば毎月のように「今回だけ」と言いながら買い続け、通帳が底をついた。尊さで満たされても通帳の数字は戻らない。
原因は固定費が把握できていないことと積立を後回しにしていることだ。貯金は余ったらするものではなく先に引くもの。
慌てずにやることメモ
・収入が入った日に「家賃」「貯金」「生活費」「推し費」でざっくり4分割する
・まず貯金分を別口座に移して使えない状態にしておく
・余剰分の中で推し費を配分して上限を決める
・イベント予定を月ごとにリスト化し被り月にはあらかじめ節制を計画する
・貯金額が千円でも「積み立てられた」という記録を残す
・推し費のための貯金ではなく推しを続けるための貯金と考える
ライブ遠征で有給ゼロ
「推しの現場は逃せない」で気づけば毎月どこかの会場。遠征のたびに有給が消えて職場の空気が凍る。推し活は一瞬。仕事は生活の基盤。どちらも軽視できない。
問題は「推し予定の可視化」と「休みの優先順位」が曖昧なこと。
慌てずにやることメモ
・まず年の有給残数を確認し消化ペースを月単位で可視化する
・遠征予定をカレンダーにまとめ、連休や祝日を活かす日程を先に押さえる
・休みを取るたびに仕事の引き継ぎメモを残して信頼を保つ
・代休・振休を使える仕組みがあるなら早めに上司と相談する
・どうしても現場を減らせないなら働き方を柔軟に変える選択肢も考える
・「推しのために休む」ではなく「生活を整えて推しに会う」意識に切り替える
「推しは推せる時に推せ」って言われたけど財布死んどるんだが
「推せる時に推せ」は真理。でもそれ、銀行口座が耐えられる前提の言葉だ。月末、クレカの請求を見て正気に戻る。尊さの代償は利息つきで返ってくる。
感情で動いた分、冷静な仕組みで補うしかない。
慌てずにやることメモ
・毎月の支払い日と金額を手帳かスマホで一覧化する
・使うカードは一枚に絞り、残高管理をシンプルにする
・現金支払いよりキャッシュレスにして履歴を残す
・ポイント還元よりも「支出を見える化」できるアプリを優先する
・推しイベント前には残高チェックを習慣化する
・財布が減っても後悔しないラインを自分で設定しておく
クレカ請求メールがホラー
「お支払い予定額:128,000円」の通知。目が覚めるどころか冷える。リボ払いの残高は積もり続け推し愛の証が借金の形になる。
最悪なのは「見たくないから放置する」こと。今の数字を把握するだけで地獄の速度は落とせる。
慌てずにやることメモ
・まずすべてのクレカアプリを開いて利用残高とリボ残高を一覧に書き出す
・返済額を合計し今の収入との比率を把握する
・支払い期日をカレンダーに入れて延滞だけは絶対に避ける
・リボ設定を一度解除し翌月以降の支払い方法を変更する
・不要なカードは解約し1枚だけに絞る
・使った金額を日付順に眺め感情で使った部分を線で囲んで見直す
※推し活にリボ払いはお勧めできません。
健康・メンタル崩壊系あるある
おい、推し活やってる場合じゃねーぞ!推しのハシゴで腰が…
毎週のように現場、ライブ、コラボカフェ。立ちっぱなしで足が張り荷物を背負って座り続け気づけば腰が限界。推し活で鍛えられるのは精神力だけで体は静かに摩耗していく。尊い痛みと言いたいところだがそれ腰椎です。
長時間立ち姿勢が続くと筋肉の緊張で血流が悪くなり腰や背中が固まる。悪化すると慢性的な痛みになるので放置は厳禁。
慌てずにやることメモ
・まず姿勢を正して深呼吸し背中の筋肉をゆっくり伸ばす
・お風呂で腰や太ももを温め筋肉の張りをほぐ
・翌朝まで痛みが続くようなら湿布を貼り、安静にする
・同じ姿勢が続く現場では1時間ごとに軽いストレッチをする
・荷物を片側だけで持たず肩や腰に負担を分散させる
・痛みが引かない場合は早めに整体や整形外科へ相談する
・今後に備えてストレッチ動画や姿勢改善法を日課に加える
「推し尊い」って泣いてたら貧血が…
尊さで泣いてると思ったらただの立ちくらみだった。推しの映像で感情が爆発した瞬間、視界が白くなる。気持ちの問題ではなく酸素と鉄分が足りていない。
推し活は睡眠不足と栄養不足の温床。遠征やイベント続きだとバランスの取れた食事が崩れて体が悲鳴を上げる。
慌てずにやることメモ
・まず座るか横になる。立ち上がらず呼吸を整える
・水分を一口ずつ摂りできればスポーツドリンクを選ぶ
・症状が続くようなら夕食でレバー・ほうれん草・豆腐など鉄分を意識して摂る
・忙しいときは鉄分入りサプリやドリンクで補う
・朝起きた時や入浴後にふらつく場合は病院で貧血検査を受ける
・睡眠時間を削る推し活は控え週1日は完全休養日を入れる
・立ち見や長時間のイベント時は途中で必ず休憩を取る
グッズ列で翌朝声出ないんだが…
始発で並び真夏の炎天下や冬の寒風に何時間も立ち続ける。やっと手に入れたグッズを抱えて帰宅した頃には喉が痛くて声が出ない。推しへのコールも感謝の言葉も出ない。これ、ただの疲労ではなく脱水や炎症のサインだ。
声が出なくなるのは乾燥・冷気・大声の3コンボが原因。
慌てずにやることメモ
・まず水分を摂って喉を潤す。冷たい飲み物より常温がおすすめ
・喉を休ませるため1日できる限り話さない
・部屋を加湿しマスクで乾燥を防ぐ
・はちみつやのど飴で保湿を続ける
・痛みが強いときは市販ののどスプレーや鎮痛薬を使う
・声が出ない日が3日以上続く場合は耳鼻科へ行く
・次の現場では水筒持参と声出し控えめを意識する
仕事中に推しの顔がフラッシュバック
会議中や授業中、ふと脳裏に浮かぶ推しの笑顔。集中が溶けて現実が遠のく。これが俗に言う「推し残像」。感情の余韻が処理されないまま日常に残っている状態だ。
気持ちは悪くないが切り替えができないとパフォーマンスも評価も落ちる。推し活は非日常。だからこそ現実に戻るスイッチを持つことが大事だ。
慌てずにやることメモ
・息を深く吸って肩を落とす。呼吸だけで気持ちは切り替わる
・今やるべきタスクをメモに書いて可視化する
・休憩中にだけ推しSNSを見るとルールを決める
・気持ちの浮き沈みが激しいときは1分間だけ目を閉じてリセット
・帰宅後に「推しログ」をつけて感情を外に出す
・それでも集中できない日が続くなら軽いマインドフルネスやカウンセリングを検討する
・推し時間と現実時間を分けるとどちらももっと楽しくなる
夜中のSNSパトロールで不眠症
寝る前にちょっとだけ、のつもりが気づけば午前3時。新ビジュ、タグ、ファン考察。見れば見るほど目が冴える。推し活の夜更かしは心の癒しでもあり、体の敵でもある。
人間の脳はスマホの光に弱く、ブルーライトが睡眠ホルモンを妨げる。尊いのは推しだけでいい夜の画面光は尊くない。
慌てずにやることメモ
・スマホの通知を切って寝る1時間前には画面から離れる
・どうしても触りたいときは画面の明るさを最低にして時間制限を設定する
・寝る前に白湯を飲み呼吸をゆっくり整える
・音だけで楽しめるラジオやヒーリング音楽に切り替える
・眠れない時は無理に寝ようとせず、照明を落として横になるだけでもOK
・寝る前の「推し断ち」は推し嫌いではなく翌朝の推し活を守るためと心得る
・1週間続く不眠や倦怠感があれば早めに医師や睡眠外来に相談する
恋愛・孤独・現実逃避系あるある
おい、推し活やってる場合じゃねーぞ!推ししか愛せない拙者が年末に気づいた現実
一年を振り返ったらフォルダの中も日記も全部推しで埋まっていた。友人の恋愛話には入れず推しの話だけで一年が終わる。楽しいはずなのにふと寂しさが刺さる。推しは心を満たしてくれるが現実のぬくもりは置き去りにしてきた。
愛を推しだけに向けていると視野が狭まり自分自身の感情の更新が止まってしまう。気づいた時が立ち止まるタイミングだ。
慌てずにやることメモ
・まずスマホを閉じて自分の生活写真や記録を1年分見返す
・「誰と過ごしたいか」「どんな関係を築きたいか」をメモに書く
・恋愛を義務ではなく自分を知る練習と捉え直す
・共通の趣味を通じて話せる人を一人だけ探してみる
・焦らず会話だけで完結する関係から始めてOK
・新しい出会いが怖い時は友人づたいの集まりやオンライン交流から慣らす
・推しの話が通じる人と出会えたらそれをきっかけに“現実”を少しずつ広げる。
推し活してたら元カレ結婚した…
SNSを開いた瞬間タイムラインに流れる結婚報告。相手の幸せな笑顔が過去の自分をえぐる。推しを追っている間に恋は別の場所で完結していた。
この痛みは「置いていかれた感覚」からくる。推しの世界は永遠に続くが現実の人間関係には終わりがある。
慌てずにやることメモ
・まずSNSを閉じる。見続けると記憶が増幅するだけ
・悲しさを否定せず1日だけ「落ち込む日」を自分に許す
・信頼できる友人や家族に話して気持ちを外に出す
・翌日には体を動かす行動(散歩やカフェなど)を入れて切り替えを作る
・新しい出会いの場を怖がらず情報だけでも見てみる
・過去を比較せず今の自分の感情を観察する
・「もう一度人を好きになれる可能性」を否定しない
推しの彼女発覚で心が崩壊
ニュースサイトを開いた瞬間に「交際報道」の文字。頭が真っ白になり胸の奥がズキンと痛む。祝福したいのに素直になれない。推しの幸せを受け止めきれないのは心がそれだけ真剣だった証拠だ。
大切なのは否定も肯定もせず一度距離を取ること。情報を浴び続けるほど心が削れる。
慌てずにやることメモ
・SNSを閉じ推し関連のタグ検索を一時的に避ける
・胸の痛みや違和感をノートに書き出す
・「推しが幸せ=自分の価値が減る」わけではないと自覚する
・気持ちを共有できる友人やオンラインコミュニティに頼る
・感情の整理が難しい場合はカウンセリングや相談サービスを検討する
・好きだった自分を責めない。誠実に推した経験は何も無駄じゃない
・時間をかけて再び「推しを見る距離感」を決める
推しのライブでリアル彼氏にドタキャン
ライブ当日、彼氏との約束を「ごめん今日だけは譲れない」で破った。既読はついても返信は来ない。推しのステージは輝いていたのに帰り道の心は真っ暗だった。
推し活が恋愛を壊すのはどちらかが我慢を続けているから。バランスが崩れたままではどちらも苦しい。
慌てずにやることメモ
・まず自分がなぜドタキャンしたのかを言葉にして整理する
・翌日、謝罪と説明を簡潔に伝える。感情的にならず正直に
・相手の反応を無理に予測せず少し時間を置く
・次に会う約束ができたらその時に推し活との向き合い方も話す
・相手の趣味や優先を尊重する視点を持ち直す
・恋も推し活も「奪い合い」ではなく「分け合い」として考える
・互いに我慢しないペースを作ればどちらも失わずに済む
「推しが彼女できた」よりダメージでかい通知が来た。
スマホに届くのは、夢ではなく現実。「家賃引き落とし失敗」「請求額のお知らせ」。恋愛や推しの報道より生活通知の方がメンタルを刺す。心が疲れている時ほど現実の通知は重く響く。
でも逃げずに整理すれば意外と解決は早い。大事なのは見て・整えて・話すの三段階。
慌てずにやることメモ
・まずスマホの通知を全部開き未読をゼロにする
・緊急性のある連絡(家賃・支払い・仕事)から順に対応する
・どうしても処理できない場合は信頼できる相手や相談窓口に連絡する
・家計やタスクを一枚の紙に書き出し全体を可視化する
・焦っても一度に全部解決しようとしない
・休む時間を10分だけでも確保して呼吸を整える
・必要なら心理相談サービスを利用し現実整理の手伝いを受け
デジタル・データパンク系あるある
おい、推し活やってる場合じゃねーぞ!スマホ容量限界で推し動画消えたんだが
「ストレージがいっぱいです」の通知。よりによって削除候補に出てくるのが推しの神回。泣きながら動画を消すのはまるで思い出の断捨離。スマホの容量は有限でも推しへの愛は無限だから現実との衝突が起きる。
容量不足の原因は不要データの蓄積と整理の後回し。思い出を守るためには定期メンテが不可欠だ。
慌てずにやることメモ
・まず「写真・動画・アプリ」別に使用量を確認する
・使っていないアプリや古いデータを削除
・一時ファイル(キャッシュ)をクリア
・推し動画はクラウドストレージに移動してスマホ容量を空ける
・Wi-Fi環境のある時にまとめてバックアップ
・バックアップ後は定期的に確認し重複データを整理
・クラウドの無料容量上限もチェックしておく
チケットアプリ開かない
ライブ会場に到着、スマホを開くもアプリが真っ白。焦って再起動してもエラー。周囲の入場列が進むたびに血の気が引く。推しを目前に通信が切れるそれはまさに推し活最大の悲劇。
このトラブルの原因は通信環境と事前準備の不足。現場の電波は混線する前提で備えるしかない。
慌てずにやることメモ
・事前にアプリのアップデートを済ませておく
・チケットをオフライン表示できるか確認
・会場付近でWi-Fiが混む時間帯を避ける
・当日はモバイル回線優先、Wi-Fiを切る
・再起動・キャッシュ削除を試す
・それでもダメなら近くのスタッフに早めに相談
・今後に備え通信キャリアや回線品質を見直す
ライブ映像撮りすぎてスマホ爆発寸前
「この瞬間だけは逃せない」と撮り続けた結果ストレージは限界。動画を撮るほどスマホは悲鳴を上げる。推し愛の証がデータ圧迫として跳ね返ってくるのが現実。
映像データは1本数GB。気づけば愛の記録がストレージを食い尽くしている。
慌てずにやることメモ
・撮影前に残り容量をチェック
・重複した動画や似たカットを削除
・不要なアプリやダウンロードデータを一時退避
・撮影後すぐに外付けSSDまたはPCへバックアップ
・クラウドよりもローカル保存の方が転送が早い
・翌日にはバックアップ済みデータを確認してから削除
・次回以降は「撮る時間」を決めて記録を厳選する
推しノート作ってたら時間蒸発してた件
ノートに貼るスクショに語る感想、理想セトリ。気づけば朝。推しノートは尊いけれど時間を吸う魔物でもある。推しへの愛情が深いほど日常の時間は溶けていく。
問題は「区切りのない没入」。時間を見える化するだけで趣味と生活のバランスが戻る。
慌てずにやることメモ
・作業を始める前にタイマーを30〜60分に設定
・1ページ終えたら必ず席を立つ
・翌日の予定を先に書いておく(推しノートは後回し)
・書き込みすぎたら翌日に見返して削る習慣を
・紙ノートなら週末にスキャンしてデジタル化
・推し活の時間配分をカレンダーで管理
・「今週の1推し時間」は1日1時間以内を目安に
防犯・事件・SNSトラブル系あるある
おい、推し活やってる場合じゃねーぞ!推し宅待ちで住所バレ
「偶然ここ通っただけ」「たまたま近くにいた」みたいなテンションで上げた写真が位置情報オンのまま。背景の建物や標識から場所を特定されて推し宅待ちが一気に事件側に転ぶ。本人にも他のファンにも不安を与えた瞬間、もうそれは「推し活」じゃなくて迷惑行為です。
やらかした後に正当化しようとすると火に油になるのでまずは情報の出し方を根本から見直すしかありません。
慌てずにやることメモ
・SNSアプリの位置情報設定を確認し普段はオフにしておく
・過去の投稿もさかのぼり位置情報付きのものや自宅付近の写真は非公開か削除にする
・背景に建物名や駅名マンションの特徴的な外観が写っていないか見直す
・「推しの生活圏」はそもそも投稿しない自分の中だけで完結させるルールを作る
・すでに批判が来ている場合は言い訳より先に非公開対応と簡潔な謝罪を優先する
・安全な発信方法やマナーについて一度ちゃんと情報収集する
・推しを守る行動が結果的に自分の身も守ると意識しておく
SNSで炎上して鍵垢逃亡
尊さが爆発して雑な言葉でつぶやいたら知らない誰かに切り取られて拡散。気づけばリプ欄が炎上会場、通知が恐怖のベルになる。自分ではネタのつもりでも界隈や外部から見ればただの攻撃に読まれることもある。
炎上中に一番やってはいけないのは感情のままに反論を重ねること。燃料を投げているのと同じです。
慌てずにやることメモ
・まず該当ツイートや投稿を非公開か削除に切り替える
・引用やスクショ拡散が進んでいるかを落ち着いて確認する
・リプでの言い争いはやめ無理に勝とうとしない
・信頼できる友人に状況を共有し第三者の視点をもらう
・心がしんどいと感じたら一度すべてのSNS通知をオフにする
・被害が誹謗中傷レベルなら専門窓口や相談機関を調べておく
・「どこで言葉を間違えたのか」をメモして今後の自衛ルールに反映する
イベント遠征でスリ被害
ライブ遠征でテンションが上がり写真と物販に集中していたら気づいたときには財布がない。知らない土地、帰りの交通費も危ういそんな状況になると一気にパニックになる。旅先では「自分は大丈夫」と思っている人ほど狙われやすいです。
スリはプロ。防ぐには「狙われにくい持ち方」を徹底するしかありません。
慌てずにやることメモ
・気づいた時点でその場から少し離れ安全な場所で持ち物を全部確認する
・カードを止めるためすぐにクレジットカード会社や銀行に連絡する
・最寄りの交番や警察署で被害届を出し場所と時間、状況を伝える
・現金は一箇所にまとめず小分けにして持つ習慣をつける
・リュックは背中側ではなく前に回しチャック部分を手で押さえる癖をつける
・高額な現金は必要以上に持ち歩かずキャッシュレスも併用する
・今後の遠征に備えて緊急連絡先やカード停止窓口番号をスマホ以外にも控えておく
元カレに粘着されてる?
推し活用のアカウントにやたら元カレからの足跡やコメント。「たまたま見つけた」ではなく明らかに追いかけている頻度。最初は無視できても回数が増えると笑えない。怖いと感じた時点でそれはもう十分危険信号です。
こういう時に「自分が我慢すればいい」は禁物。早めに線を引くことが自分を守る第一歩です。
慌てずにやることメモ
・すべてのアカウントで元カレをブロックし公開範囲も見直す
・共通の知人がいる場合は状況を簡潔に共有しておく
・しつこいメッセージはスクショを保存し日付と内容を記録する
・家や職場付近での待ち伏せやつきまといがあれば日時や場所もメモする
・身の危険を感じたらすぐに警察の相談窓口へ連絡する
・一人で動かず帰宅時は人の多い道を選びできれば誰かと一緒に行動する
・「怖い」と感じた自分の感覚を疑わないこと。否定せず行動で守る
推し垢が乗っ取られたんだが
ある日突然ログインできず別端末で見ると知らない投稿やDMが増えている。フォロワーからの「これ本当に本人?」の連絡で乗っ取りが発覚する。推し垢は推しへのラブレター帳みたいなものだから勝手に荒らされると精神的ダメージも大きい。
ただ、ほとんどの乗っ取りは「パスワードの甘さ」と「二段階認証していないこと」が原因です。
慌てずにやることメモ
・まず公式のログイン履歴や通知から不審なアクセス元を確認する
・ログイン可能ならすぐにパスワードを変更し他サービスとの使い回しをやめる
・ログインできない場合は「これは自分ではない」申請やアカウント復旧手続きを使う
・二段階認証を設定しログイン時に追加コードが必要な状態にしておく
・連携アプリを見直し不明なサービスのアクセス権はすべて解除する
・同じパスワードを使っていた他のサービスも順番に総入れ替えする
・乗っ取り後に勝手に投稿されたものは復旧後に削除しつつ経緯を簡潔に説明する
あなたの好きがトラブルに?推し活・オタ活で多発する法的リスク|チケット・SNS・マナー問題
部屋カオス・生活崩壊系あるある
おい、推し活やってる場合じゃねーぞ!推しポスターだらけでカビ発生
壁一面を推しのポスターで埋め尽くして満足したその瞬間、端に黒いシミ。尊い空間の裏でカビが繁殖している。湿気は紙の敵でありオタクの敵。推しの顔を守るつもりが知らぬ間に環境が推しを蝕んでいる。
カビの原因は換気不足と湿度の放置。紙は空気の影響を受けやすく密閉した部屋では簡単に劣化が進む。
慌てずにやることメモ
・まず部屋の窓を開け1日2回10分以上の換気を習慣化する
・壁とポスターの間にすき間を作って湿気を逃す
・除湿剤を壁際に設置し湿度を50〜60%に保つ
・梅雨時期や冬場は除湿機や空気清浄機を稼働させる
・カビが出たポスターは無理に拭かずすぐに除去。漂白剤は使用しない
・収納ポスターはクリアホルダーに入れて立てて保管する
・飾る枚数を絞り定期的に入れ替える「展示ローテ」を導入する
グッズ箱で部屋の床が見えない
届くたびに幸せをくれる段ボール。開封のたびに歓喜し積み上がる山。気づけば床が埋まり動線が失われ、生活空間が倉庫と化す。推しの数だけダンボールがある。愛の量は誇れるが物理的には限界だ。
片付けられないのは怠けではなく「全部大切」だから。だからこそ“選ぶルール”が必要になる。
慌てずにやることメモ
・まず床にある箱を全部一か所に集め数を把握する
・「飾る」「保管」「手放す」に3分類し判断できないものは保留箱へ
・飾っていない・存在を忘れていたグッズは一度離して考える
・収納ボックスを導入し同じジャンルを一箱にまとめる
・年に1回は“推し棚”の棚卸しをして残す理由を再確認する
・不要なものはリユースや譲渡で次のファンへ循環させる
・整理した空間を写真に撮り「推しの聖域」として再定義する
冷蔵庫にマヨしかない…
仕事・推し活・遠征。その結果冷蔵庫にはマヨネーズだけ。コンビニ弁当とカフェインで生き延びる毎日。推しの笑顔を見ている間は平気でも体は確実に悲鳴を上げている。
偏食や不規則な生活は集中力低下や体調不良につながる。推し活を続けるにはまず食を整えることが必要だ。
慌てずにやることメモ
・今ある冷蔵庫の中身を全部出し賞味期限切れを処分する
・1日1食でも温かいごはんを食べる習慣を作る
・自炊が難しいならミールキットや冷凍弁当をストック
・タンパク質(豆腐、卵、鶏肉)と野菜を意識して摂る
・買い物の時間がない場合は週1回の宅食配送を利用する
・コンビニではおにぎり+スープなど汁物を必ず追加する
・「推し活も健康から」が合言葉。マヨ単体の食卓は卒業だ
推しのぬい撮り中に部屋バレ
SNSにアップした推しぬい写真。その端に映ったカーテン柄、壁紙、窓の形。投稿者特定まで数分。尊さを共有したつもりが個人情報を晒してしまうことは珍しくない。
推し活SNSの怖さは意図しない生活の断片にある。
慌てずにやることメモ
・撮影前に周囲を確認し背景に個人特定要素がないかチェック
・スマホの位置情報・Exifデータを投稿前に削除する
・部屋撮りは背景を単色布やボードで隠す
・撮影用スペースを一か所決め常に整った状態にしておく
・ぬいやグッズを撮る時は照明と角度に集中して背景をぼかす
・不安な場合は撮影後に背景ぼかしアプリで再加工
・特定リスクを避けるため外観の見える投稿は非公開設定で扱う
推し活で帰宅せず植物全滅
遠征やイベント続きで数日不在。帰宅したら観葉植物が茶色に変色。推しのスケジュールは完璧でも植物の命は待ってくれない。
植物を枯らす原因の多くは、水切れ・日光過多・風通し不足。育てる以上管理の仕組みを作るのが推し活との両立の鍵だ。
慌てずにやることメモ
・留守前にたっぷり水をあげ直射日光を避けて室内に移動する
・自動給水ポットや水やりタイマーを導入して乾燥を防ぐ
・長期不在時は家族や友人に代わりに水やりを頼む
・旅行や遠征の前に植物の耐久性を確認する(多肉・サボテン系は安心)
・元気がない植物は枯葉を取り除き風通しを確保
・手間が重いと感じたら観葉植物サブスクを利用して定期交換に切り替える
・枯らした後は落ち込まず次の管理方法をメモして更新する
出費・遠征地獄系あるある
おい、推し活やってる場合じゃねーぞ!新幹線代で家計崩壊
「この距離なら新幹線でいいか」と思った遠征が往復と宿泊を足したら一瞬で万単位。月に二回行けば、家計はほぼ遠征のために回っている状態になる。推しは尊いけれど交通費は冷酷に口座を削ってくる。
遠征で家計が崩れる理由は勢いでチケットを取りトータルの金額を見ずに動くことに尽きる。移動、宿、現地での飲食やグッズまで含めた予算設計が必要だ。
慌てずにやることメモ
・まず直近三回の遠征にかかった総額を書き出す
・交通費・宿泊費・現地費を項目ごとに分けて眺める
・新幹線以外の手段(夜行バス、在来線、乗り継ぎ)を比較する癖をつける
・遠征は「年に何回まで」と上限を決めてカレンダーに入れる
・行く公演と配信で見る公演を分けて、現地率を下げる
・早割やセール期間だけ遠征を組むようスケジュールを調整する
・「推しに会うための交通費」と「生活に必要なお金」を別の口座に分ける
宿泊先予約ミスで野宿
ライブ後にホテルへ向かったら予約日はまさかの翌日。しかも満室。遠征先の夜風を浴びながらさっきまでの感動が一気に冷える。疲れ切った体で宿を探し回るのはさすがに笑えない。
こうしたトラブルは予約情報の確認不足と「なんとかなるだろう」という油断が重なって起きる。
慌てずにやることメモ
・予約サイトやメールの内容を確認し日付と人数を再チェックする
・予約完了画面と確認メールは必ずスクリーンショットで保存しておく
・遠征前日にもう一度ホテル名と住所やチェックイン時間を見直す
・予約ミスに気づいたらすぐフロントで空室や系列ホテルを相談する
・それでもダメなときは近隣のビジネスホテルや簡易宿泊施設を探す
・最悪のケースに備え会場近くのネットカフェや24時間営業店の場所も事前に把握する
・次回からは「チケット取る日」と「宿を押さえる日」をセットにするルールを作る
推し会場に財布忘れたんだが
会場に着いてグッズ列に並ぶ直前で気づく。財布がない。チケットはスマホに入っているのに現金もカードもゼロ。飲み物もロッカーも使えないという現場の罰ゲーム状態になる。
財布を忘れても致命傷にならないかどうかは事前の準備にかかっている。
慌てずにやることメモ
・まず落ち着いて荷物を全部確認する。別ポケットやサブバッグに入っていないかチェックする
・スマホに登録してある交通系ICやコード決済の残高を確認する
・残高が少ないなら近くの駅やコンビニでチャージできる場所を探す
・同行者がいれば最低限の飲み物代だけ借りてメモしておく
・どうしても現金が必要な場合は身分証がわりになるものがないか見直す
・次のために少額の予備現金を別ポーチに入れて常に持ち歩く習慣を作る
・スマホ決済を普段から使える状態にしておき財布忘れを致命傷にしない備えをする
ライブ後に道に迷う
終演後の余韻に浸りながら会場を出たら駅がどこにあるか分からない。人の流れに乗ったつもりが気づけば街灯の少ない路地裏。土地勘のない夜道で迷うと不安と疲労で一気に体力が削られる。
原因は、会場までの「来たルート」を覚えていないことと帰りのルートを事前に確認していないことだ。
慌てずにやることメモ
・会場に着いた時点で最寄り駅やバス停までのルートを地図アプリに登録しておく
・スクリーンショットで会場周辺の地図を保存し電波が悪くても見られるようにしておく
・帰る方向が分からなくなったら無理に近道を探さず大きな通りに戻る
・人通りの少ない道や暗い裏道は避け明るい場所を選んで移動する
・どうしても不安なときは駅名やホテル名を伝えてタクシーを利用する
・次の遠征からは「行き道を動画や写真で軽く記録する」を習慣にする
・終演前に一度だけ地図を確認して出口からの動線を頭に入れておく
チケット代詐欺
「譲ります」「同行枠あり」の甘い言葉に乗って送金した瞬間、相手のアカウントが消える。推しに会いたい気持ちを逆手に取った詐欺は金銭だけでなく心まで折ってくる。
チケット詐欺は個人間でのやりとりと前払いが重なったときに起こりやすい。
慌てずにやることメモ
・個人のDMや見知らぬアカウントからの誘いには基本的に乗らない
・どうしても利用する場合は相手のプロフィールや過去の取引履歴を慎重に確認する
・前払いを求められた場合は目的地が本当に存在するか疑ってかかる
・怪しいと感じたらスクリーンショットで会話とアカウント情報を保存しておく
・被害に遭ったと気づいたらすぐに警察か消費生活センターに相談する
・今後は公式の販売ルートや認証されたリセールサービス以外を使わないと決める
・「推しに会いたい気持ちに付け込むやつもいる」と一度心に刻んでおく
災害・防災・非常事態系あるある
おい、推し活やってる場合じゃねーぞ!地震きたのにスマホ1%
緊急速報が鳴った瞬間、画面の隅に「残り1%」。推しの無事を確認する前に自分の通信が絶たれる。SNSも地図も情報もスマホの電力が切れた瞬間にすべて沈黙する。推し活も防災も電源があってこそ命をつなぐ。
突然の停電や災害時に慌てないためには普段から「充電を切らさない仕組み」を作ることが重要だ。
慌てずにやることメモ
・外出前に充電残量を確認し70%未満なら必ず充電してから出発する
・夜寝る前に充電ケーブルを差す固定ルールを決める
・モバイルバッテリーを1本バッグに常備し月1回充電を確認する
・災害時に備え容量10000mAh以上のタイプを用意する
・ケーブルは複数種類(USB-C、Lightning)をまとめて保管
・停電時は省電力モードをONにして情報確認に電力を集中させる
・自宅には非常用電源やソーラー充電器を1台備えておく
台風で遠征中止
チケットも宿も完璧、荷造りも済んだ。あとは出発するだけ。だがその時、台風情報。新幹線運休、飛行機欠航。推しは尊いけれど自然は圧倒的に強い。遠征費だけが無情に消える。
天候リスクは避けられないが備えで損失は最小限にできる。
慌てずにやることメモ
・遠征を予約するときにキャンセル規定を必ずチェックする
・返金保証つきのチケットや宿泊プランを優先して選ぶ
・旅行保険やキャンセル補償の有無を確認してから決済する
・天気予報は3日前・前日・当日の3回確認を習慣にする
・欠航や運休が決まったら、SNSではなく公式情報から判断する
・どうしても移動が必要な場合は安全を最優先にして宿泊延長も視野に
・次の遠征に備え保険加入と補償内容をメモアプリに残しておく
推し会場で水がない…
朝から並びようやく会場入り。トイレも手洗いも封鎖中。喉は渇くし体はベタつく。尊さどころか、衛生が危険水域に突入。
断水や水不足は会場規模が大きいほど混乱を生む。水を持つことは自衛であり礼儀でもある。
慌てずにやることメモ
・遠征時には常に500mlペットボトルを1本以上携帯する
・熱中症対策として塩分タブレットやスポドリも一緒に持つ
・トイレ断水の可能性を考えウェットティッシュを1つバッグに入れる
・自宅では防災グッズと水ストック(1人1日3L目安)を備蓄しておく
・イベント前日には自治体や運営の公式情報を確認する
・「断水中は水が使えない=感染リスク上昇」を意識して行動する
・水を確保できたら近くの人と共有することで混乱を防ぐ
推し友宅訪問中に停電
友人宅で配信鑑賞中に突然すべての電気が落ちる。暗闇、無音、推しの声が途切れる瞬間の絶望。
停電は災害だけでなく設備点検や突発的なトラブルでも起きる。光が途切れた時どう動くかで安全が変わる。
慌てずにやることメモ
・まずブレーカーを確認し落ちているスイッチを戻す
・復旧しない場合は周囲の建物も停電しているか確認する
・懐中電灯やソーラーライトをすぐ手に取れる場所に常備する
・スマホのライト機能は緊急用。電池消耗を防ぐため長時間は使わない
・冷蔵庫やPCなどは復電後のトラブル防止にコンセントを抜いておく
・太陽光で充電できるライトやランタンを1つ備えておくと安心
・再送電まで安全確保を優先し火の使用や移動は慎重に
猫が配信機材ぶっ壊したんだが
推しの配信を最高画質で見ようと準備した瞬間、机の上を通過した猫がカメラをなぎ倒す。ライトもマイクも沈黙。愛猫の一撃が機材投資を粉砕する。
ペットと機材の共存には配置と保険の両立が欠かせない。
慌てずにやることメモ
・機材を設置するときはケーブルを床に垂らさずカバーでまとめる
・猫の動線上に三脚や照明を置かないよう配置を変える
・耐震パッドで機材の底面を固定する
・録画・配信機器のそばには飲み物を置かない
・破損しても焦らずまず電源を切って感電を防ぐ
・修理費が高額になりそうなら家財保険や修理保証の対象か確認する
・以後の対策として猫用の遊び場を別に確保して“通らせない空間”を作る
仕事・社会的破滅系あるある
おい、推し活やってる場合じゃねーぞ!推し活優先で遅刻常習
夜中の配信を最後まで見て寝たのが3時、翌朝の出勤は二度寝でギリギリ。そんな日が続くと上司の目がだんだん冷たくなっていく。推しの尊さに燃えるほど現実の信頼残高は減っていくのが社会の怖いところ。
根性や気合ではリズムは戻らない。可視化と仕組み化がカギになる。
慌てずにやることメモ
・配信やライブの予定をカレンダーアプリにまとめて見える化
・翌日出勤の日は視聴途中で切り上げる時間をあらかじめ設定
・睡眠トラッカーやリマインダーを入れて生活リズムを数値化する
・寝坊が続く時は目覚ましを2台に分けて離れた場所に置く
・推し活後は「日記」や「振り返り」を10分で区切りにする習慣を
・遅刻防止アプリやアラート機能を仕事用スマホにも設定
・推し活の疲労を翌日に残さないストレッチや入浴でリセットする
推しグッズ届いて会社で開封バレ
「これ机に置いといたよ」と無邪気に手渡される段ボール。送り主欄には推しの名前。周囲の視線が一斉に集まる。職場での推しバレは瞬間的な冷や汗と永続的な気まずさを生む。
原因は単純、職場配送をなんとなくにしていたこと。
慌てずにやることメモ
・次回から配送先は必ず自宅かロッカー受け取りに変更する
・通販サイトでは「プライバシー便」「匿名配送」を優先設定にしておく
・差出人情報に推しの名前が入らないか注文前に必ず確認する
・宅配時間指定で在宅時に受け取れるように調整
・会社宛に送る場合は外装が無地のサービスを選ぶ
・グッズ購入専用のメールアドレスを作って通知を分ける
・もしバレたら笑って受け流しそれ以上広げないを徹底
上司が同じ推しで気まずいんだが
会議中に「昨日の配信、見ました?」と目が合う。まさかの上司が同担。業務の話より先に沸き立つ推しトーク、だが一歩間違えば地雷原。尊いはずの推しが職場で社交地獄を生むという矛盾。
オタクの世界は繊細な領域。共有しすぎても隠しすぎても疲弊する。
慌てずにやることメモ
・上司が推しの話を振ってきたら「そうなんですね」と浅く返す
・深掘りせずに会話を終える「一言止め」を練習しておく
・推しトークは社外・SNS専用と割り切る
・職場内でのオタク派閥を作らない
・仕事と趣味の線引きを自分で明確にしておく
・どうしても居心地が悪ければ、キャリア相談や転職活動を検討
・推しを語るより自分の働き方を変える勇気を持つ
推し活中に会社倒産したんだが
遠征先の物販列で届いた通知。「会社が倒産しました」。推しのTシャツを手に現実の職を失う。尊さと絶望が同時に押し寄せる瞬間、スマホの画面がやけに冷たく見える。
動揺するのは当然。でも現実を立て直すには最初の一歩がすべてだ。
慌てずにやることメモ
・まず離職証明や給与明細など手続きに必要な書類を確保する
・失業給付の申請をハローワークで早めに済ませる
・転職支援サービスや求人サイトに登録して履歴書を更新
・仕事を選ぶ基準を「安定」だけでなく「生活バランス」にも置く
・副業やスキルアップの講座で収入経路を複線化しておく
・SNSでの愚痴投稿は控え公式情報を確認する
・推しを糧に「もう一度立ち上がる自分」を演出してみる
気づいたら年金払ってなかった
郵便受けに届く年金督促の封筒。推しへの投資は覚えていても社会への納付は忘れていた。尊さに夢中で老後の現実を放置するのは未来の自分への借金みたいなもの。
今さら遅いと思う必要はない。今動けばちゃんと間に合う。
慌てずにやることメモ
・未納期間を確認し年金事務所に相談する(分割払いも可能)
・節税効果のあるNISAやiDeCoを調べて小額から始める
・将来に備えるため貯金口座を推し費と分ける
・年金と貯蓄を「推しとの老後資金」として前向きに考える
・FP(ファイナンシャルプランナー)相談を受けて具体的な額を把握
・推しイベント用に積立口座を作るなど楽しみと現実を共存させる
・毎月の推し費の一部を「未来の自分への推し金」として積み立てる
くまおの視点👀
推し活は尊い。
でも電気も水もあなたの体も尊いんです。
もし今この記事のどこかに刺さったなら、
それはあなたの中で現実が静かにサイレン鳴らしてるサイン。
推しを大切にするためにまずは自分のライフラインを守りましょう。
今日から始められる現実の推し活で明日も安心して「尊い…」って言える人生に。
あなたのピンチにお役に立てますように。
All Write:くまお
Hey, Stop Your Oshi Life! 50 Real-Life Disasters Every Fan Faces and How to Fix Them
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