オープンワールド広さランキングTOP10|史上最大マップはどのゲームか【2025年版】

オープンワールドゲームの広さランキングTOP10を徹底解説。Minecraft、No Man’s Sky、Skyrimなど、史上最大級マップを比較検証。Top 10 largest open-world games ever made. A deep dive into massive maps like Minecraft, No Man’s Sky, and beyond in 2025.

第1位:No Man’s Sky

18京の惑星が広がる事実上無限の宇宙

オープンワールドゲームの広さを語る際必ず名前が挙がる作品がNo Man’s Skyです。
2016年に発売された本作はプロシージャル生成によって構築された宇宙そのものをフィールドとしており、その規模は他のゲームと一線を画しています。

最大の特徴は18,446,744,073,709,551,616個という途方もない数の惑星が存在する点です。
これはおよそ18京に相当し理論上は有限であるものの、現実的には誰も踏破できない規模です。
そのためオープンワールドゲーム史上でも最大級、事実上の無限マップとして扱われています。

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No Man’s Skyの宇宙は無数の星系と惑星で構成されています。
ゲーム開始時、プレイヤーはその中の一つの惑星にランダムで降り立ち、資源を集めながら宇宙船を修理し、探索範囲を徐々に広げていく流れになります。

惑星ごとに地形や気候、動植物はすべて異なり極寒の氷雪惑星、有毒ガスに覆われた危険な星、緑豊かな楽園型惑星、荒涼とした月面のような場所まで幅広く生成されます。
各惑星には固有の生態系が設定されており発見した生物や惑星に名前を付けられる点も特徴です。

マップ全体のスケールは圧倒的ですが各惑星内の探索密度は比較的低めに設計されています。
これは手続き型生成の性質によるものでバイオームや資源配置がランダムな分、同一惑星内で広大な空間を移動する場面も少なくありません。

ただし、惑星そのもののサイズは現実の天体と比べると小さく徒歩や地上ビークルで探索できる範囲に収まっています。
そのため地上探索時の体感的な広さは他の大型オープンワールドと極端に違うわけではありません。

本作のスケール感を際立たせているのは惑星単位ではなく宇宙単位での移動自由度です。
地表からそのまま宇宙へ飛び立ち別の星系へワープする一連の流れは、他のオープンワールドでは味わえないダイナミックさがあります。

広さという点では現時点でNo Man’s Skyに並ぶ作品は存在しません。
一方で明確なゴールやストーリー主導の進行を求めると広すぎて目的を見失いやすい側面もあります。

このゲームの本質は自分で目標を設定して遊ぶサンドボックス性にあります。
探索や建築、交易、多人数プレイなどはアップデートで拡張され続けており、自由度は年々高まっています。

仮にすべての惑星を1秒に1つのペースで訪問したとしても全てを回り切るには約5850億年かかる計算になります。
この数字が示す通りプレイヤーが触れるのは宇宙のごく一部に過ぎません。

広さという一点においてNo Man’s Skyは他の追随を許さない作品です。
宇宙規模のスケールと果てのない探索感を求める人にとって、唯一無二のオープンワールド体験を提供してくれます。

第2位:Minecraft

半無限に広がるブロック世界

Minecraftは無限に近い広さを持つブロック世界を舞台にしたサンドボックスゲームです。
技術的には東西南北それぞれ約3000万ブロック地点で地形生成が限界を迎えますが、そこに到達するには現実時間で何百時間もかかるため実質的には果ての無い世界といえます。

総面積は約40億9600万平方キロメートルで地球表面積のおよそ8倍に相当します。
プレイヤーは自動生成された広大な地形を自由に探索し素材を集め建築やものづくりを楽しむことができます。

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ゲーム開始時はランダムな地点にスポーンし周囲には森林や山岳、川や海といった自然地形が広がります。
密度という観点では人の居住地や人工建造物はほとんど存在せず広大な荒野が延々と続くことも珍しくありません。

一方で距離を移動するにつれてバイオームが変化していくため、長旅をすると環境の移り変わりを実感できます。
シンプルなブロック表現ながらスケール感は非常に強烈です。

移動手段も豊富で徒歩のほか、ボートによる海上移動、トロッコを使った鉄道網、エリトラによる滑空移動が可能です。
さらにネザーと呼ばれる異世界を経由すると現実世界の約8倍の距離を短縮できるため、長距離移動の効率が大きく向上します。

広大なマップを活かして都市や巨大建築を作るプレイヤーも多く、世界中のユーザーによって無数の冒険が今なお生み出されています。

第3位:Microsoft Flight Simulator

地球を丸ごと再現したフライトワールド

Microsoft Flight Simulatorは現実の地球をそのままフィールドにしたフライトシミュレーションゲームです。
衛星写真や高度データを用い地球全土をほぼ1対1スケールで再現しています。

マップの広さは約5億1000万平方キロメートル
都市部では建物や道路が密集し山岳地帯や海洋では広大で手付かずの自然が広がります。
これはゲーム用に作られた世界ではなく、現実の地球そのものに基づいた密度です。

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移動手段は航空機のみですが小型機から大型旅客機まで多数の機体が用意されており、速度は数百キロメートル毎時に達します。
それでも大陸間飛行には現実同様、長時間を要します。

あまりにもマップが広大なため任意の空港や地点から即座に開始できる機能も用意されています。
この仕様によって地球規模のスケールと遊びやすさが両立されています。

本作はクエストや戦闘を主体としたゲームではありませんが空から見た地球の広大さを体感できる点では唯一無二です。
オープンワールドのフィールド規模という観点では史上最大級の挑戦的な作品といえます。

第4位:The Elder Scrolls II Daggerfall

古典的プロシージャルマップが到達した極端な広さ

1996年に発売されたThe Elder Scrolls II Daggerfallは、オープンワールドという言葉が一般化する以前にとにかく広さを追求したRPGとして登場しました。当時は現実のイングランドと同程度の広さを持つと宣伝され、そのマップ面積は約161,600平方キロメートルに及びます。この数値は長らくオープンワールドゲーム最大級の記録として語られてきました。

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Daggerfallの世界はほぼ全域が手続き型生成によって構築されています。王都をはじめとする都市や村、膨大な数のダンジョンがアルゴリズムによって配置されており、マップ全体は一続きの世界として存在しています。この点は、エリアごとに読み込みが発生していた前作Arenaと比べても、当時としては非常に先進的でした。

ただし、広大な世界の大部分は荒野です。都市や町の周囲を離れると人の気配はほとんどなく、地形の変化も砂漠や平原、山地といった大まかな違いに留まります。ダンジョンも自動生成のため構造が似通っており、現在の視点で見ると密度はかなり低めです。

そのため、実際のプレイではファストトラベルの使用が前提になります。地図上で目的地を指定すると時間経過と引き換えに瞬時に移動できる仕組みで、徒歩や馬での長距離移動は現実的ではありません。それでも昼夜の変化や天候といった要素が盛り込まれており、当時としては没入感の高い体験を提供していました。

後年のシリーズ作品ではマップを縮小し手作業で作り込まれた密度の高い世界へと方向転換しています。その意味でDaggerfallは、広さを最優先した時代の象徴であり、オープンワールドRPGの原点として今も特別な位置にある作品です。

第5位:The Lord of the Rings Online

中つ国を実際に旅する感覚を味わえる世界

The Lord of the Rings Onlineは、トールキンの指輪物語の世界観を忠実に再現したオンラインRPGです。2007年のサービス開始以降、拡張パックを重ねながら中つ国の範囲を広げ続けてきました。現在ではホビット庄や裂け谷、モリア坑道、ロスローリエン、モルドールといった原作の主要地域がほぼ網羅されています。

マップの総面積は約77,700平方キロメートルとされ、エリア単位で見ると一つ一つは丁寧に作り込まれています。のどかな田園地帯から険しい山岳地帯、黄金色の森や火山荒野まで地形の変化は豊かで、原作の地図をなぞるように設計されている点が大きな特徴です。

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一方で、名所と名所の距離は意図的に長く取られており、移動そのものがゲーム体験の一部になっています。袋小路屋敷から裂け谷へ向かうだけでも、ゲーム内ではかなりの旅程になります。クエストやNPCは配置されていますが、フィールドの多くは移動に費やされる空間であり、密度よりもスケール感を重視した作りです。

移動手段は徒歩が基本ですが、中盤以降は馬による高速移動が可能になります。さらに街道沿いには馬車や船の定期便があり、料金を支払うことで自動的に目的地まで運んでもらえます。いわゆるファストトラベルに近い機能ですが、演出上の移動時間が入るため世界の広がりを実感しやすくなっています。

中つ国を歩いて巡るという体験そのものが魅力であり、原作ファンにとっては観光目的で遊ぶだけでも十分に価値のあるタイトルです。

第6位:Starfield

千の惑星に分かれた宇宙規模の探索空間

Starfieldは、2023年に発売されたベセスダ・ゲーム・スタジオによる宇宙RPGです。本作の最大の特徴は、1000以上の惑星に着陸し探索できるというスケール感にあります。

各惑星には直径およそ13キロメートル前後の探索エリアが用意されており、面積にすると約50から60平方キロメートル程度になります。これが多数の惑星に分散して存在するため、総計すれば数万平方キロメートル規模のプレイ空間になります。

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ただし、Starfieldの世界は完全なシームレス構造ではありません。惑星ごと、着陸地点ごとに探索範囲が区切られたインスタンスの集合体となっており、一定距離を超えるとそれ以上進めなくなります。そのため、宇宙船に戻って別地点へ再着陸する流れが基本となります。

地上での移動は徒歩とブーストジャンプが中心で、地上車両は存在しません。広い惑星表面を歩き続ける場面も多く、設計上はファストトラベルの活用が前提とされています。宇宙空間では船を使って星系間をワープ移動し、到着後に任意の惑星や地点へ着陸できます。

惑星の大半は無人で、手付かずの荒野が広がっています。一部の星には都市や前哨基地があり、メインクエストやサブクエストの舞台となりますが、全体としては探索重視の構成です。一体感のある一枚マップではないものの、星空を見上げてそこに行けると感じさせるスケールは他の作品では味わえません。

Starfieldは、広さと密度のバランスに賛否が分かれる作品ですが、宇宙そのものを舞台にしたオープンワールドとして独自の立ち位置を確立しています。

第7位:FUEL

ギネス認定の広さを誇るが空虚さも際立つマップ

FUELは2009年に発売されたオープンワールド型のレースゲームで、世界で最も広いコンピュータゲームのマップとしてギネス世界記録に認定された作品です。マップ面積は約14,400平方キロメートルに及び、当時のゲームとしては他を圧倒するスケールを誇っていました。舞台は気候変動によって荒廃した近未来の北米西部で、広大な大地を自由に走り回ることができます。

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フィールドの地形バリエーションは豊富で、砂漠や森林、雪山、干上がった湖底などが連続して広がります。走行中に景色が大きく変化するため、ドライブそのものの体験は単調になりにくい構成です。一方で密度という点では極端に低く、人影や生活感はほとんど存在しません。廃墟や放置された車両は点在していますが、NPCや交通はなく、基本的には自分一人だけが広大な荒野を走り続ける形になります。

移動手段はバイクやバギー、四輪車などの高速ビークルが中心で、最高速度は時速200キロを超えます。それでもマップの端から端まで走破するには数時間かかると言われており、その広さが実感できます。あまりに広大なため、ヘリコプターで任意地点へ移動する簡易的なファストトラベル機能も用意されています。

FUELはスケールの大きさで強い印象を残しましたが、ゲームとしては広さを活かし切れなかったという評価もあります。それでもオープンワールドの広さ競争という文脈では確実に名を残した作品であり、果てしない荒野を走る体験を一度味わってみたいというプレイヤーも少なくありません。

第8位:The Crew

全米を横断できるダウンサイジング世界

The Crewは2014年に発売されたオープンワールド型のレースゲームで、アメリカ合衆国全土を一続きのマップとして再現した点が大きな特徴です。マップ面積は約5,000平方キロメートルで、実際のアメリカをおよそ35分の1スケールに圧縮した構造になっています。ニューヨークやロサンゼルス、シカゴ、ラスベガスといった主要都市から、山岳地帯や砂漠までが一枚の地図に収まっています。

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このマップの魅力は地形と景観の変化にあります。東部の森林地帯から中西部の大平原、ロッキー山脈の雪景色、西部の乾燥地帯まで、ドライブしているだけで風景が大きく移り変わります。ロサンゼルスからニューヨークまで車で走ると、ゲーム内でも約40分ほどかかり、距離感はしっかりと体感できます。

密度の面では都市部には交通車両や建物が描かれているものの、地方に出ると道路と自然が中心になります。オープンワールドRPGのような物語性やNPCとの交流はほとんどなく、基本的には走ること自体がコンテンツです。ただしオンラインゲームであるため、他のプレイヤーが同じ世界に存在し、レースや協力プレイを通じて賑わいを感じられる設計になっています。

ファストトラベル機能も用意されており、発見済み地点へは瞬時に移動できます。続編のThe Crew 2では飛行機やボートも追加され、同規模マップをより立体的に使う方向へ進化しました。全米を横断する感覚を味わえる作品として、ドライブ観光型ゲームの代表例といえるでしょう。

第9位:ゴーストリコン ワイルドランズ

実在の国土を再構築した巨大フィールド

ゴーストリコン ワイルドランズは2017年に発売されたオープンワールド型のタクティカルシューターです。舞台は南米ボリビアをモデルにした架空の国家で、マップ面積は約440平方キロメートルと公表されています。実際の国土を大幅に縮小したものではありますが、一つのゲームマップとしては非常に大きな規模です。

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マップは21の地域に分かれており、それぞれ地形や気候が明確に異なります。高地の山岳地帯や雪山、広大な塩原、密林地帯、乾燥した峡谷などが存在し、景観の変化は非常に豊かです。昼夜のサイクルや天候の変化も加わり、自然環境の再現度は高い水準にあります。

密度については中程度といえます。各地に敵の基地や村、街が点在していますが、それらの間には広い自然地帯が広がっています。車やヘリで移動していても、しばらく敵と遭遇しない時間が続くこともあり、テンポはややゆったりしています。その分、偵察や計画を重視する戦術的なプレイと相性の良いフィールド構成です。

移動手段は非常に自由で、車やバイク、ボート、ヘリコプターまであらゆる乗り物を使用できます。特にヘリコプターは長距離移動に適しており、四人協力プレイ時には空からの移動そのものが楽しみの一つになります。解放済みの拠点へはファストトラベルも可能で、広さによるストレスは抑えられています。

同シリーズの続編ではマップ規模が縮小されたこともあり、ワイルドランズの広大なフィールドは今でもシリーズ屈指の存在感を持っています。実在の国を舞台にしたオープンワールドとして、記憶に残る一作です。

第10位:ゼノブレイドクロス

国産RPG屈指の広さを誇る異星フィールド

ゼノブレイドクロスは2015年にWii U向けに発売されたRPGで、日本製オープンワールド作品としては最大級のフィールドを持つタイトルです。舞台となる惑星ミラは五つの大陸から構成されており、その総面積は約399平方キロメートルに達します。この規模はSkyrimの十倍以上に相当し、当時の国産RPGとしては群を抜いた広さでした。

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フィールドの最大の魅力は大陸ごとに明確な個性が与えられている点です。序盤に探索する草原地帯では巨大な原生生物が悠然と歩き回り、砂漠や岩山が広がる大陸では過酷な環境がプレイヤーを待ち受けます。白い巨木が連なる幻想的なエリアや毒沼に覆われた渓谷、溶岩が流れる火山地帯など、景観の変化は非常に大きく、未知の惑星を踏破している感覚が強く残ります。人類の拠点は一部に限られ、大半は手つかずの自然で構成されているため、探索そのものが主軸となる設計です。

マップの密度は高すぎず低すぎず、各地にモンスターや採集ポイント、クエスト対象が配置されています。ただしフィールド自体があまりにも広大なため、すべてを歩いて回るには相当な時間を要します。この広さこそが本作の個性であり、目的地に向かう途中で強敵と遭遇したり、思わぬ絶景に出会ったりする体験が繰り返されます。

移動手段は物語の進行によって大きく変化します。序盤は徒歩での探索が中心ですが、中盤以降に搭乗兵器であるドールを入手すると世界の見え方が一変します。ドールは高速移動が可能なだけでなく、高低差のある地形も軽々と越えられるため、探索効率が大きく向上します。さらに飛行機能を解放すると、大陸間を空から移動できるようになり、フィールド全体が一気に立体的な空間へと変わります。この瞬間に感じる解放感は、ゼノブレイドクロスを象徴する体験の一つです。

ファストトラベル機能も用意されていますが、広大な惑星を自らの足やドールで踏破することこそが本作の醍醐味です。後続のゼノブレイドシリーズではマップ構成が分割型へと変化しましたが、ゼノブレイドクロスだけは異例とも言える一枚フィールドの巨大さを持っています。国産オープンワールドの到達点の一つとして、今なお語られる理由はこの圧倒的なスケールにあります。

こちらでは面積をランキング表で一覧を作成しています!

記事の続きはこちら!11位〜22位まで解説しています!

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参考資料・出典

各ゲームのマップ面積データは公式発表や有志の検証値を参照、中心に記載しています。
また、一部作品の体感的な広さ・設計意図については開発者インタビューや有識者のノート記事などを参考に補足解説を行いました。

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