今やオタショップは日本中に存在するとっても過言でありません。アニメイトも地方展開をしていた矢先の「ご時世」到来。確かに逆風もある事にはあるのでしょうがオタ活への情熱は止まりません。
例えば新潟万代の「ビルボードプレイスビル」がオタビル化したとのニュースを見て驚きました。以前行った事があるのですが何やらワンフロア丸ごとオシャレなバーになっていて、「はぇ〜、小洒落とるな〜」と印象に残っていた場所でした。確かファッションビルみたいな感じでしたよね?(年齢バレそう💧)それが今では新潟市が行政としてアニメ推しでビルへの財政投入を行っているのだとか。1階のフロアぶち抜きで「映画五等分の花嫁フェア」を開催していましたよね。行政の取り組みが結実した素晴らしい例じゃないですか。
また福岡や仙台でもオタタウンなる存在が確認されています。そしてまだ形成段階の街もきっとあること思います。
それが都内ともなれば歴史あるサブカルの街が数多くあり、いろいろな背景を持ちながら独自の街の色合いを競い合っています。それがくまおも注目する池袋・中野・上野。
サブカル好き=オタクと言ってもよいならばもはやそこはオタクタウン。
元祖・オタクの街といえば『秋葉原』を思い浮かべる人がほとんどではないでしょうか。
しかしここで一度、東京都内で秋葉原以外のオタク文化を満喫できる街へ目を向けてみたいと思います。
そこでアニメや漫画、ゲーム好きにはたまらない、デートにも観光にもオススメなスポットをご紹介します。ご存知の方もそうでない方にもお役に立てるよう記事にさせていただきました。是非最後までご覧ください!
※2025年5月加筆:さらに「中野」「池袋」「上野」に加え、「下北沢」「吉祥寺」「浅草橋」といった個性派オタクエリアも深堀り。最新情報と共に、実在のオタクスポットや話題のイベントをたっぷりご紹介します!
女子が輝くオタクの聖地・池袋

くまおも出来れば輝きたい街、池袋。通称『乙女ロード』には、『アニメイト本店』『とらのあな』『らしんばん』など、業界最大級のアニメグッズや同人誌などを取り扱う大手ショップが軒を連ねています。シュタゲでも秋葉原に萌え文化の無い世界線でまゆしぃ☆が「オタクの街は池袋」のようなセリフを言っていましたよね。(´・ω・`)タブン
乙女ロードにはコスプレ専門のショップもあり、近隣の公園でコスプレイベントが開催されることもあります。コスプレだけではなく、ゴスロリやビジュアル系ファッションを取り扱う店舗もあり、多様なサブカルチャーに触れることが出来ます。今年はなんと言ってもAPEXのハロウィンコスプレがSNSを賑わしていましたね!
さらには女子向けの『執事喫茶』や『王子喫茶』が多くあります。コスプレした男性店員が接客する店舗や男装した女性店員が接客するお店もあり、女性客をターゲットにしたさまざまなサービスが提供されています。※こちらは事情によりTwitterやインスタの引用も迷う程、店舗やファンの暗黙のルールが徹底されている為引用は遠慮しました。有名な『執事喫茶スワロウテイル』では携帯端末の利用が制限されている事で有名ですからね。
ご興味を持たれた方は公式HPを覗いてみてください。
“推し活”の最前線!女性向けカルチャーの総本山 ※2025年5月加筆
■新規&注目ショップ
- T-BASE 池袋P’PARCO店:アートトイ、ソフビ、個展イベントなど、アートとホビーが融合した通好みの空間。
- coly pop!(PARCO 5F):推し活向け手作りグッズが充実。
- INFOLENS GEEK SHOP(PARCO 6F):Apex Legends、Poppy Playtimeなど海外ゲーム系グッズが揃う。
- OSHI+ POPUP by eeo:推しを飾るアクキー・背景ジオラマ・グリッター素材など充実。
- EVANGELION STORE TOKYO-01:言わずと知れたエヴァ公式ショップ。2025年も人気継続中!
■定番ショップ
- アニメイト池袋本店:品揃え・イベントともに圧巻。
- K-BOOKS 池袋各店:ジャンル別に複数店舗展開。
- らしんばん池袋:中古グッズの品揃えが豊富。
- ACOS池袋本店:高品質なコスプレ衣装。
- ポケモンセンターメガトウキョー:カフェ併設&イベント頻繁。
- 麦わらストア池袋:ワンピース公式グッズが豊富。
- fantasy village(HoYoverse):原神・崩壊スターレイルなど人気スマホゲームの聖地。
■アニメ・ゲームの聖地
- 『ハイキュー!!』『刀剣乱舞』『あんさんぶるスターズ!』:池袋を舞台にしたイベント多数。聖地巡礼も盛ん。
■イベント情報
- オタフリ!in 池袋:月例開催のオタク系フリーマーケット。コスプレ・痛車展示・同人誌即売など、毎月内容が変わる!
・ スキマストアPOPUP:『2.5次元の誘惑』『推しの子』など、話題作とのコラボ多数。
レトロなサブカルチャーとアイドルの聖地・中野
さてお待ちかねの中野。
秋葉原と同等にサブカルチャーの聖地として知られています。その歴史は長く知らない人はいないサブカルの聖地と言って良い場所です。飲食店も充実していてそこはかとなく興味をそそる街ですよね。
『中野ブロードウェイ』では現在では貴重な昭和レトロな商品が多く取り扱われています。明治から昭和初期に作られた希少価値の高い品物は見ているだけでも楽しめます。
懐かしの歌謡曲だけでなく、日本ではなかなか入手できない海外のゲームやレトロゲームを販売する店舗もあり、コアなゲーマーにもオススメです。うん、くまおはゲームのイメージが強いかな。
ちなみに中野ブロードウェイの公式HPを拝見していましたが「NEWS&TOPIC」が見てるだけで楽しいですね😊「ギャラリーカフェΩ(オメガ)」さんではVtuber企画やっているようです。気になった方は公式HPへ
また、『中野サンプラザ』ではアニメ・声優関連のイベントや様々なアイドルのライブ会場として使われます。中野サンプラザでデビューを果たし、大成した歌手やアイドルも少なくありませんでしたが、2023年7月に再開発のために閉館することが決まりました。
ディープなオタクカルチャーの源泉 ※2025年5月加筆
■注目スポット
- まんだらけ本店:ジャンル別にフロアが分かれていて、アニメセル画、鉄道模型、昭和特撮、BL、レトロゲーム、ミリタリーまで揃う。まさに大人の宝箱!
- 墓場の画廊(中野本店):昭和レトロ・怪獣・特撮グッズの企画展などを開催。限定グッズも多数。
- ガチャポン会館:超マニアックなカプセルトイが手に入る!
■アニメ・ゲームの聖地
- 『ジョジョの奇妙な冒険』:中野は作品に登場するモチーフ地としてファンが訪れる。
- 『まどか☆マギカ』:展示会や関連ショップがブロードウェイ内で過去開催。巡礼地的扱いも。
■イベント&トピック
• 2025年春から中野サンプラザ跡地周辺で「中野アニメ文化祭」企画が始動予定。地域全体がオタクテーマパーク化していくのか注目です!!
※2025年5月加筆
くまおの視点👀ミニ
あらゆる交通の一大ターミナル新宿。人が集まればそこで生まれるビジネスやカルチャーも数しれない。若者だけでなく大人もスタスタ歩く巨大商業圏。

過去記事でも少し触れましたが秋葉原のバクステで活動していたアイドルたちが新宿にステージを変え頑張っている環境も踏まえれば、今後新宿↔中野↔池袋のトライアングルが新たな一大オタ活拠点になりうる可能性が秘められているのではとくまおは推測しています。

秋葉原以外の街での今後のショップの進出動向に注目です!
※2025年5月加筆:新宿高島屋で期間限定にじさんじUN-DIMENSION POP UP SHOPのショップが立っていましたね!くまおもこっそりお邪魔して葛葉のバッグを入手しました😎
フィギュアファン必見の街・上野
フィギュア好きにはたまらないお宝グッズを取り揃えている店舗がいくつもあります。
老舗のフィギュア専門店『マルミヤ玩具店』や洋画のキャラクターグッズ専門の 『RED MERCURY』、駅近くの『ヤマシロ屋』には5階建てビル全階にキャラクターグッズやプラモデルなど幅広いラインナップが所狭しと並んでいます。ハイクオリティなフィギュアは一見の価値ありです。
“アートとオタク”が交差する異色のカルチャーゾーン ※2025年5月加筆
上野は一見“アートと博物館の街”という印象ですが、実は今、オタク文化と融合する注目エリア。
新しい動きをみせている可能性を秘めたエリアです。
■注目の動き
- アメ横周辺:レトロアニメ・昭和キャラの専門店が点在。ソフビやブリキ系のファンに人気。
- 上野の森美術館・国立西洋美術館:2025年春は「ジブリと浮世絵展」が開催されるなど、アニメ×芸術の融合イベントが増加。
- 上野マルイ:アニメ作品との期間限定コラボカフェが登場。推し活女子の新たな拠点に。注目!
■スポット
『銀魂』:上野動物園が登場するエピソードもあり、ファンの撮影スポットに。
『AKIRA』:物語に登場する廃墟風の風景を連想させるスポットが話題。
下北沢:カルチャーの交差点に“推し活”旋風 ※2025年5月加筆
音楽と古着の街というイメージが強い下北沢が、今や推し活系オタクにとっての隠れた名所に。
■注目スポット
- ヴィレッジヴァンガード下北沢店:推し活グッズ、アニメ雑貨、コスプレ小物まで幅広く揃う。
- カフェNeco Republic:猫×アニメ×推し活空間として人気。痛バ撮影OKのスポット。
- 下北沢reload:カルチャー複合施設で、アニメ系POPUPやハンドメイド作家のイベントが定期開催。
■アニメ・ゲームの聖地
- 『SHIROBAKO』:作中で登場するアニメスタジオのモデルに下北沢周辺の風景が使用されているとされる。
- 『ぼっち・ざ・ろっく!』:言わずと知れたこのアニメも下北で活躍。
- アーティストMVや舞台作品でも頻繁にロケ地として利用され、聖地化が進行中。
吉祥寺:ジブリの風が吹くゆる系オタクの楽園 ※2025年5月加筆
落ち着いた街並みの中に、アニメ・ジブリ・レトロゲームが共存する癒やしのオタク街。
■注目スポット
- 三鷹の森ジブリ美術館:全国からファンが訪れる不動のジブリ聖地。
- コピス吉祥寺:文具やアニメコラボ雑貨の期間限定POPUPが定期的に展開。
- ハモニカ横丁周辺の古本・レトロゲーム店:ゲームウォッチやファミコンソフトなど発掘可能。
- LOFT吉祥寺店:推し活DIYグッズが充実。
■アニメ・ゲームの聖地
- 『耳をすませば』『風立ちぬ』:井の頭公園・吉祥寺駅周辺が舞台。
- レトロゲーム・ジブリグッズの巡礼ルートとしても人気。
浅草橋:痛バ職人と推しDIYの聖域 ※2025年5月加筆
浅草橋は、クラフトとオタクが融合する、“ものづくり系オタク”のメッカ。
■注目スポット
- 貴和製作所 浅草橋本店:アクリルチャーム、レジン素材、メタルパーツなど、痛バ・アクスタケース制作に最適な材料が揃う。
- east side tokyo:花材や紙素材を取り扱う大型店舗。背景素材や装飾作りに最適。
- Beads Factory:推しのイメージカラーでブレスレットやネックレスが作れる。
■アニメ・ゲームとの関わり
- オリジナルグッズ製作イベントや“推しDIYフェア”が2025年も拡大中。現場で推し色アクセを作れる体験型イベントも人気。
くまおの視点👀

以上、日本が誇る秋葉原だけじゃないオタク文化を体験できる街をご紹介しました。
ご紹介した街は有名な街でほんの一部となります。
サブカルチャーといえども分野は多岐にわたり、各エリアごとに異なる特色を楽しめるはずです。オタク文化に興味がある方もない方も、非日常を味わえる街として訪れてみてはいかがでしょうか。
東京駅の地下街もショップがたくさんありますので十分楽しめたりもします。テレビ局が運営するショップがたくさんあるのでアニメ系のグッズは充実していますよね。
本当は「食」についても絡めてお伝えしようとも思いましたが文量とテーマ設定の問題で別枠として扱う事にしました。また改めて記事にしていきます。
それでは次の記事でお会いしましょう!!
※2025年5月加筆:2025年東京のオタクカルチャーはより多様化しジャンルごとに“最適な街”が存在する時代に突入しています。秋葉原だけじゃない、だからこそ自分だけのオタク聖地を見つける楽しさがある!
この記事を参考に、ぜひ“次の推し旅”を計画してみてください!
All Photos:くまお