
任天堂は2025年6月11日、最新家庭用ゲーム機Nintendo Switch 2(以下Switch2)の販売速報を発表しました!
発売日である6月5日から8日までのわずか4日間で世界累計350万台を販売するという驚異的なスタートダッシュを記録しました。
この数字は任天堂の歴代すべてのゲーム専用機における発売直後の販売台数として史上最高となっています。
初代Switchの初月販売台数が274万台だったことを考えると、Switch2は発売からわずか4日で既に大きく上回る成果を出しています。
発売初動で20%消化。任天堂の強気計画の滑り出し順調
任天堂は2026年3月期の販売計画としてSwitch2の年間販売目標1500万台を掲げています。
今回の速報値では発売4日間でその20%を既に消化した計算になります。
この好調な初動は事前抽選段階から強い需要が現れていました。
任天堂公式通販サイトによる先行抽選には日本国内だけで約220万人が応募。
当選倍率は非常に高く抽選漏れしたユーザーも多数発生しています。
需要は供給を大きく上回りフリマ高騰も続く
依然として供給不足の状況は続いておりフリマサイトやオークションでは高額転売も確認されています。
供給不足と高需要がしばらく継続する可能性が高く転売価格の動向も今後の市場に影響を与えそうです。
ただし任天堂は初代Switchの経験を踏まえ生産体制も強化しており、今後の増産がどこまで供給不足を解消できるか注目されています。
「スプラトゥーン レイダース」発表で更なる販売促進も期待
6月10日にはSwitch2専用タイトルとして人気シリーズ『スプラトゥーン レイダース』の開発が発表されました。
Switch2はハード性能が進化したことで今後も大作ソフトの投入が計画されています。
キラータイトルの登場は今後の販売ペースをさらに押し上げる要素となりそうです。
初代Switchと比較しても衝撃のスタートダッシュ
比較のため任天堂の直近ハードである初代Switchの初動データを振り返ります。
機種 | 発売初動 | 期間 | 備考 |
---|---|---|---|
Switch(初代) | 274万台 | 発売初月 | 2017年3月 |
Switch2 | 350万台 | 発売4日間 | 2025年6月 |
Switch2は期間が1カ月ではなくわずか4日間でこれを上回る販売となり、任天堂の市場吸引力が健在であることを示しています。
任天堂の販売台数発表内容まとめ
今回の任天堂公式発表の要点を整理すると以下の通りです。
- 販売期間:2025年6月5日~6月8日(4日間)
- 販売台数:世界累計350万台突破
- 任天堂歴代最速の販売ペースを記録
- 国内先行抽選応募者:220万人超
- 2026年3月期販売目標:1500万台(現時点で約20%達成)
今後の販売拡大と焦点
Switch2は順調なスタートを切ったものの今後はソフトラインナップの拡充・供給体制の安定化・転売対策が重要な課題になります。
特に年末商戦期には『ゼルダ』『マリオ』『ポケモン』など大型IPの投入が期待されており、累計販売台数の急拡大が見込まれます。
市場全体への影響と次世代機競争の幕開け
Switch2の絶好調な船出は他社ハードメーカーへのプレッシャーともなります。
既存のPS5やXboxシリーズが新ハードへの移行を模索する中、
任天堂は引き続き独自路線を維持しています。
今後は以下のポイントが注目されます。
- 年末商戦での追加販売台数
- 転売市場の沈静化
- 2025年内の累計500万台突破の可能性
- PS5Proや次世代Xboxとの販売競争構造
くまおの視点👀今後も動向に注目
今回の350万台突破は任天堂にとっても歴史的な成果です。
今後も話題性のあるソフト投入やグローバル展開が続きます。
Switch2は「任天堂の黄金期をさらに更新する存在になれるのか」。
引き続き当サイトでも販売状況を追いかけていきます。
All Write:くまお
Nintendo Switch 2 has rewritten the sales history. And this is just the beginning.