【らき☆すた】あきら様の教え「ツンデレの定義の真実」〜らっきー☆ちゃんねる第10回考察〜

らっきー☆ちゃんねる第10回を全文書き起こし&考察。白石みのるが語る「ツンデレの本来の定義」と小神あきらが突きつける芸能界の冷酷な現実を読み解きます。

前回は「撮影の真実」の洗礼を浴びせたあきら様ですが、今回は白石みのる氏が珍しく「ツンデレの定義」について熱弁を振るい、あきら様がそれに対して冷静かつ冷酷な現実を突きつける回でした。

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第10回「アイドルとツンデレの定義」概要

小神あきら(以下、あきら): らき☆ちゃんねる〜!おはらっきー! さあ早いもので「らき☆ちゃんねる」も怒涛の10回目に突入だわ。 ナビゲーターの小神あきらでーす。

白石みのる(以下、みのる): どうもアシスタントの白石みのるです。

あきら: 早速ですが今回はキャラ紹介第4弾、柊かがみ編です。 本編中ではツッコミキャラとしても活躍されてますよね。 でもつまりこれ「ツンデレ」でしょ。 本当わかりやすいし薄っぺらい設定よね。

みのる: お言葉ですが! かがみさんをツンデレと称するのはいささか早計かと思われます。

あきら: じゃあ何よ。

みのる: いわんや我々はツンデレについて真の理解をなし得ているのでしょうか。 いや、残念ながら今やツンデレはその後の普及と反比例して定義の混濁が進んでいると言えましょう。 そもそも「ツンデレ」という語が誕生した2002年、ネット上でのことでしたがその際掲げられた定義とは「最初はツンツンやがてデレデレ」。 そうつまり時間経過による心境の変化を指し示すものだったのです。

あきら: (困惑したような声)今?意味わかってんの?

みのる: それが今ではまるでキャラクターの二面性を示す言葉、すなわち「表面上はツンツン本心はデレデレ」のように理解されてしまっています。 あえて断言しよう。それは明らかな誤謬であると! 我々は今こそツンデレの真の意味を回復しこの堕落した言語文化に警鐘を鳴らさなければならないのです。立てよ国民!

あきら: やるね、セバスチャン

みのる: 誰ですか。

あきら: かがみはツンデレじゃなければ何なの?

みのる: (我に返ったように)僕のことっすか。

あきら: なんか難しいことはよくわかんないけどさ。そこまで言うんだったらさ、今使われてるツンデレの代わりに何か言いようないわけ?

みのる: いやぁ、えーっと……ないわけはないと思うんですが……。 「クーデレ」とか……いや、違うな……「デレツン」?

あきら: お前センスねーな。ツンデレでいいじゃん。

みのる: いやそれは、それは違うんです! あ、そうだ!ツンデレに代わる新しい概念を視聴者の皆さんにも考えていただきましょう!グッドアイデア。

あきら: (人任せか)

みのる: というわけでテレビの前の皆さん、そうあなたもですよ!かがみさんのようなキャラを表すのにふさわしい言葉を考えてみませんか?それで現代用語の基礎知識を書き換えましょう。 題して「ツンデレ徹底討論」。 詳しくはラジオ、またはホームページなどにて。熱いご意見待っています!

あきら: ふぅこれで締め。もういいかな。 いーっぱい、いーっぱい、いーっぱい、いーっぱい……バイニー!

みのる: バイニー!早送り〜!

(番組終了のジングル)

みのる: いやぁ、今日はもういっぱい喋りましたね僕は。 今までで一番の出来ですね。 あれ?あきら様。どうしました?

あきら: 満足?

みのる: は、はい!あの、僕は今までで一番喋ってですね、ちゃんとできたなと思います。

あきら: 今度あんたの事務所の社長プロデューサーと飯食うんだけどさ。

みのる: え?え、あの……。

あきら: 今後のあんたについて色々ね。

みのる: え、え、いやちょっと待ってください。え、どういうことでした?

あきら: さあ……。これからやっていけるかどうかってのは本人に言ってもわかんないもんだしね。

みのる: い、いやいやいや!あきら様、一応まださ、CoCo壱でバイトしてんでしょ?

あきら: あのそれ昼間の時間帯だけなんで。あのそんなに稼げてるわけじゃないんで。

みのる: あと焼肉屋!

あきら: あ、焼肉屋もまだやってますけど、いやそんなことはどうでもいいんです。ちょっとそれプライバシーすぎますからやめてくださいよ。

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言語文化への警鐘と「ツンデレ」の変遷

みのる君が語った「ツンデレ」の本来の定義(時間経過による変化)と現在の誤用(二面性の表現)についての議論は、オタク文化における記号化の功罪を鋭く突いています。 「立てよ国民!」という大仰な呼びかけは文化の守護者としての彼の(空回り気味な)熱意の現れでありあきら様の冷めた反応との対比が際立ちました。

命名センスと「既存概念」の強さ

新しい概念を模索する中でみのる君が捻り出した「デレツン」などの言葉は、あきら様に「センスねーな」と一蹴されます。 一度定着した「ツンデレ」という強力な記号に対し新たな言葉を定義することの難しさ。これは秋葉原におけるトレンドの固定化に対するあきら様なりの現実的な視点とも言えます。

芸歴の差が見せつける「キャスティングの生殺与奪」

番組終了後、喋りきった満足感に浸るみのる君に対しあきら様は「事務所の社長と会う」という極めて生々しい話を振ります。 現場での活躍よりも上層部のパワーバランスで自分の進退が決まるという芸能界の構造。どれだけ言葉の定義を熱弁しようとも、最後には「リアルな権力」が支配するというあきら様の冷徹な教育あるいは威嚇)が光りました。

『らき☆すた』本編後の謎コーナー「らっきー☆ちゃんねる」に登場した小神あきらとは何者だったのか? 京アニが仕掛けたキャラクター装置としての役割と、アイドル・序列・搾取という構造の皮肉に迫る。
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くまおの視点👀

あきら様が最後に見せた「バイト事情」の暴露はみのる氏の「プライド」を徹底的に折るための追い打ちでした。 アイドルの世界では理想や定義を語る前にまず「食べていけるか(生存できるか)」が最優先。あきら様の冷たい視線は夢を語る若手に対する最も残酷で誠実なアドバイスなのかもしれません。

All Write:くまお

Definitions may change over time, but the power of the stage remains absolute.

らっきー☆ちゃんねる第10回更新。
第9回が「撮影の真実」なら、
今回は言葉と立場の真実

ツンデレの定義を巡る議論の先にあるのは、
人気でも理想でもない「キャスティング権」。
考察はこちら👇

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