【日本アニメ映画】歴代興行収入・動員数ランキング2025年最新版!TOP30 鬼滅・ジブリ・コナン…

2025年10月時点で確定した国内アニメ映画の歴代興行収入TOP30を完全検証。鬼滅・ジブリ・コナンの記録更新も分析。Explore Japan’s all-time anime box office ranking verified with final data.

日本国内アニメの祭典。
アキサイアワードASA)の季節がやってまいりました(笑)
※ASA : Akisai Selection Awards

先ず前提として、アニメ映画の興行収入ランキングは常に注目を集める話題ですが公開中の作品の速報値や予想データが混在し「真に確定した最新の歴代ランキング」を見極めるのは困難です。
その為にそれまでのデータがメインとなることをご了承ください。

本記事ではサイト運営者の方針である「興行終了・確定データ主義」を徹底し、2025年10月段階での日本国内アニメ映画歴代興行収入ランキングTOP30を調査していきます。

未確定な情報や架空データを除外した信頼性の高いランキングと各作品の大ヒットの要因を深く掘り下げて解説します。

【補足】2025年公開の未確定ランキング※10月現在

こちらの章では先ず2025年公開の興行データを調査します。
確定データだけだとランキング食い込みがちょっとアレですので…。
把握できるものをリサーチしました。
頭の片隅において歴代興行ランキングと比較してみてください!

順位作品名累計興行収入 (億円)累計観客動員数 (万人)データ公表時点備考
👑1👑劇場版「鬼滅の刃」無限城編 第一章 猗窩座再来367.725332025年10月下旬超ロングラン・公開15週目
2劇場版「名探偵コナン 隻眼の残像(フラッシュバック)」144.010002025年7月16日シリーズ歴代1位を達成
3劇場版「チェンソーマン レゼ篇」71.74692025年10月26日6週連続動員1位
4秒速5センチメートル(2025年版/実写映画)約10.0以上(推定)71(10日間時点)2025年10月19日→10月26日3週目時点で週末動員2位
5映画ドラえもん のび太の絵世界物語37.03172025年春(最終値)春休み興行枠、既に上映終了
6もののけ姫〈4Kデジタルリマスター〉未公表未公表2025年10月下旬(初週)IMAX上映・4位初登場。特典付き
7THE END OF EVANGELION(エヴァ劇場版 Air/まごころを、君に)未公表未公表2025年10月下旬(初週)30周年「月1エヴァ」企画・5位初登場
8ゾンビランドサガ ゆめぎんがパラダイス未公表未公表2025年10月下旬(初週)シリーズ続編・8位初登場
2025年公開の注目国内アニメ映画の興行収入と動員表:アキサイ調べ

国内アニメ映画 歴代興行収入ランキング(Top 30)

日本国内の歴代ランキングでは邦画アニメの強さが際立っています。

特に以下のランキング表を見るとスタジオジブリ作品名探偵コナンシリーズ、そして近年の社会現象作品が圧倒的な存在感を放っていることがわかります。

順位作品名公開年興行収入(億円)
👑1位👑劇場版「鬼滅の刃」無限列車編2020404.3
2位千と千尋の神隠し2001316.8
3位アナと雪の女王2013255.0
4位君の名は。2016251.7
5位ONE PIECE FILM RED2022203.4
6位もののけ姫1997201.8
7位ハウルの動く城2004196.0
8位THE FIRST SLAM DUNK2023164.8
9位名探偵コナン 100万ドルの五稜星2024158.0
10位崖の上のポニョ2008155.0
11位すずめの戸締まり2022149.4
12位天気の子2019142.3
13位ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー2023140.2
14位名探偵コナン 黒鉄の魚影2023138.8
15位劇場版 呪術廻戦 02021138.0
16位アナと雪の女王22019133.7
17位風立ちぬ2013120.2
18位劇場版ハイキュー!! ゴミ捨て場の決戦2024116.4
19位ファインディング・ニモ2003110.0
20位トイ・ストーリー32010108.0
21位シン・エヴァンゲリオン劇場版2021102.8
22位トイ・ストーリー42019100.9
23位名探偵コナン ハロウィンの花嫁202297.8
24位君たちはどう生きるか202394.0
25位モンスターズ・インク200293.7
26位名探偵コナン 紺青の拳201993.7
27位借りぐらしのアリエッティ201092.6
28位ベイマックス201491.8
29位名探偵コナン ゼロの執行人201891.8
30位モンスターズ・ユニバーシティ201389.6

【TOP10解説】興行収入400億円超えの金字塔と国民的ヒット作

歴代TOP10にランクインしている作品はまさに日本映画史におけるアニメーションの転換点となった作品ばかりです。

特に上位の作品はその興行収入の規模から社会現象を巻き起こしました。

1位:劇場版「鬼滅の刃」無限列車編 (2020) 404.3億円

2020年に公開され日本国内興行収入ランキングで唯一の400億円超えという金字塔を打ち立てた作品です。

原作漫画が巻き起こした社会現象、高い映像クオリティ、そして公開時期の劇場需要が完璧に合致し未曾有のヒットを記録しました。

その圧倒的な数字は今後長きにわたって破られることのないアニメ映画の頂点として君臨し続けるでしょう。

劇場版「鬼滅の刃」無限城編|初日17億円突破!過去作との初動データや興行収入比較も。レビューも考察

2位:千と千尋の神隠し (2001) 316.8億円

長らく興行収入の頂点に立ち続けたスタジオジブリの代表作であり、宮﨑駿監督作品の世界的評価を決定づけた作品です。

2001年の公開当時、その幻想的な世界観と深いテーマ性が老若男女問わず熱狂的に受け入れられました。

2020年の再上映の興行収入を加算してもなおその数字は歴代2位の座を揺るぎないものにしています。

3位:アナと雪の女王 (2013) 255.0億円

ディズニーアニメーションの傑作であり主題歌「Let It Go」の大ヒットにより社会現象を巻き起こしました。

特に子供から大人まで楽しめる高い完成度と吹き替え版のクオリティの高さがリピーターを呼び込みました。

海外作品でありながら日本の歴代ランキングでTOP3に食い込むのは驚異的な偉業と言えます。

4位:君の名は。 (2016) 251.7億円

新海誠監督の名を国内外に知らしめた現代アニメーションの金字塔的作品です。

緻密で美しい映像表現と胸を打つストーリーテリングが若い世代を中心に大ブームを巻き起こしました。

監督自身の作品群がこの大ヒット以降、日本映画界において不動の地位を確立しています。

5位:ONE PIECE FILM RED (2022) 203.4億円

人気漫画『ONE PIECE』の劇場版の中でも特に音楽をテーマにした斬新な構成が話題を呼びました。

作中に登場する歌姫ウタの楽曲がヒットチャートを席巻しライブ感覚で映画を楽しむリピート鑑賞ブームを生み出しました。

ファン層を拡大し興行収入200億円超えという快挙を達成しています。

6位:もののけ姫 (1997) 201.8億円

1997年公開の宮﨑駿監督作品で日本的なスケール感を持つ壮大な物語が特徴です。

環境問題や人間と自然の対立といった重厚なテーマが公開当時の時代背景とも相まって、大きな議論を呼びました。

その芸術性と社会性は日本アニメーションの世界的評価を高めた作品の一つです。

7位:ハウルの動く城 (2004) 196.0億円

スタジオジブリ作品の中でも魔法と戦争という要素を織り交ぜたファンタジー大作です。

カリオストロの城から続く宮﨑監督の集大成ともいえる映像美と戦争への強いメッセージ性が多くの観客の心をつかみました。

公開当時も記録的なヒットとなりジブリブランドの強さを改めて示しました。

8位:THE FIRST SLAM DUNK (2023) 164.8億円

連載終了から長い時を経て公開された伝説的なバスケットボール漫画『スラムダンク』の新作劇場版です。

原作ファンが熱望した映像化でありながら新しい解釈と圧倒的な試合の臨場感が話題を呼びました。

特典商法に頼らない作品の力だけでこの興行を達成したのは特筆すべき点です。

9位:名探偵コナン 100万ドルの五稜星 (2024) 158.0億円

国民的アニメ『名探偵コナン』の劇場版シリーズの中でも歴代最高の興行収入を記録した作品です。

毎年安定したヒットを続けてきたコナン映画がついに150億円の壁を突破しました。

主要キャラクターたちの緻密な関係性と北海道・函館を舞台にしたスケールの大きなミステリーが成功の要因です。

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10位:崖の上のポニョ (2008) 155.0億円

宮﨑駿監督が描いた純粋な愛と生命の物語です。

シンプルながらも力強い作画と主題歌のキャッチーさが相まってファミリー層を中心に大ヒットしました。

興行収入150億円超えはジブリ作品の安定した人気を示す揺るぎない証拠です。

【中位解説】新海ブームとスポーツアニメ、そして海外大作の存在感

11位から20位にかけてはアニメ映画の新しいトレンドを象徴する作品が多くランクインしています。

新海誠監督作品の連打と「新海ブーム」の確立

『すずめの戸締まり』(11位)と『天気の子』(12位)は、新海誠監督が『君の名は。』(4位)の成功後に手がけた作品でありそのブランド力とクオリティの高さを証明しています。

特に『すずめの戸締まり』は現代社会の震災の記憶という重いテーマを扱いながらも多くの観客の共感を呼びました。

劇場版ハイキュー!!の社会現象化

『劇場版ハイキュー!! ゴミ捨て場の決戦』(18位)は、2024年公開作の中でも最も注目されたスポーツアニメ映画の一つです。

原作でも人気の高い「ゴミ捨て場の決戦」を圧倒的なクオリティで描き出し若年層を中心に熱狂的な支持を受けました。

スポーツアニメ映画の興行規模を大きく塗り替える結果となりました。

劇場版ハイキュー!!公開で池袋が熱狂!餃子の王将で目撃した謎の自己啓発セッション事件

海外アニメの大作と日本市場の特殊性

『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』(13位)や『アナと雪の女王2』(16位)は、日本で特に強い影響力を持つ海外スタジオ作品です。

特に『マリオ』は世界的な認知度を武器に日本でも異例の大ヒットを記録し、海外IPの強さを示しました。

【下位解説】シリーズ作品の定着とピクサーの名作群

21位から30位の作品群はシリーズの最終作長期愛されるピクサー作品が目立ちます。

シリーズの集大成としての興行

『シン・エヴァンゲリオン劇場版』(21位)は、四半世紀にわたる物語の終幕としてファンからの強い支持を受けて100億円超えを達成しました。

また『名探偵コナン』シリーズの作品が複数ランクインしており(23位、26位、29位)とその毎年の安定した興行力は他の追随を許しません。

これはコアなファン層が盤石である証拠です。

ピクサー作品の日本での愛され方

『トイ・ストーリー4』(22位)や『モンスターズ・インク』(25位)『モンスターズ・ユニバーシティ』(30位)などピクサー作品が多くランクインしています。

これらの作品は公開後もテレビ放送などで繰り返し視聴され、世代を超えて愛される普遍的な魅力**を持っていることがわかります。

『呪術廻戦』劇場版作品の興行成功:記録的ヒットの要因を徹底分析

国内アニメ映画 歴代動員数ランキング(Top 10)

興行収入とは別に動員数は、チケット価格の変動に左右されない純粋な人気度を示す重要な指標です。

興行収入ランキングと動員数ランキングがほぼ連動していることはこれらの作品の成功が価格戦略ではなく作品の魅力に基づいていることを証明しています。

順位作品名公開年動員数(万人)
👑1位👑劇場版「鬼滅の刃」無限列車編20202,915
2位千と千尋の神隠し20012,428
3位アナと雪の女王20142,003
4位君の名は。20161,930
5位ハウルの動く城20041,550
6位もののけ姫19971,497
7位ONE PIECE FILM RED20221,474
8位崖の上のポニョ20081,290
9位名探偵コナン 100万ドルの五稜星20241,101
10位すずめの戸締まり20221,090

【動員数TOP10解説】支えるリピーターの熱意

映画の動員数は単なる数字ではありません。
それはどれだけ多くの人が劇場という空間で同じ時間を共有したかを示す記録です。
そこには感情の積み重ねがあり人々の心の動きが反映されています。

1位:劇場版「鬼滅の刃」無限列車編(2020)2915万人
コロナ禍で停滞した映画業界を再び動かした作品です。
社会全体が自粛ムードに包まれていた中で家族や友人や恋人とともに映画館へ足を運ぶという行為そのものが希望になりました。
観客が「久しぶりに映画館で泣いた」と語るその瞬間こそがこの数字を生み出した原動力です。

2位:千と千尋の神隠し(2001)2428万人
20年以上前の作品でありながらいまだに観客を惹きつけ続けています。
宮﨑駿監督の緻密な世界観と普遍的なテーマが世代を超えて支持を集めました。
再上映による追加動員も含めジブリを観に行くという文化を確立した一本です。

3位:アナと雪の女王(2014)2003万人
ディズニーアニメの頂点を決定づけた大ヒット作です。
主題歌「Let It Go」が社会現象となり、親子連れを中心に何度も劇場へ通うリピーターを生みました。
映画そのものの完成度に加えて音楽の力が動員を後押しした好例です。

4位:君の名は。(2016)1930万人
口コミによって火がつき長期間のロングランを実現しました。
SNSでの感想共有が新たな観客を呼び込み興行と動員を同時に押し上げました。
もう一度観たいという感情が観客を再び映画館へ導いた代表作です。

5位:ハウルの動く城(2004)1550万人
戦争と愛という重いテーマをファンタジーの中で描き切った宮﨑駿監督の意欲作です。
映像美と音楽の力が相まって幅広い世代の観客を引き込みました。
公開当時も話題性が高くテレビ放送を重ねてもなお根強い人気を保っています。

6位:もののけ姫(1997)1497万人
日本アニメーションの世界進出を象徴する作品です。
自然と人間の関係を問う深いテーマ性が国内外で評価され社会現象を巻き起こしました。
映画館を出た後もしばらく言葉を失うような衝撃が多くの観客の心に残りました。

7位:ONE PIECE FILM RED(2022)1474万人
音楽と物語を融合させた新しい挑戦が大きな成功を収めました。
劇中の歌姫・ウタのライブ感が観客を熱狂させ映画館を体験の場に変えた作品です。
リピート鑑賞が非常に多くシリーズの新たな到達点として記憶されています。

8位:崖の上のポニョ(2008)1290万人
子どもと大人が一緒に楽しめるジブリ映画として夏興行を席巻しました。
親子での来場が多く家族の記憶として残る作品です。
興行成績よりも温かい思い出として語り継がれる点が印象的です。

9位:名探偵コナン 100万ドルの五稜星(2024)1101万人
シリーズの頂点を更新した国民的アニメ映画です。
毎年の恒例行事として確立された安定したファン層が年々新しい層を巻き込みながら拡大しています。
家族でもカップルでも安心して観られるエンタメ大作として高く評価されました。

10位:すずめの戸締まり(2022)1090万人
震災と記憶をテーマにした新海誠監督の集大成です。
若い世代を中心に強い共感を呼び全国的に高い動員を記録しました。
社会的メッセージ性を持ちながらもエンタメとしての完成度を両立した稀有な一本です。

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くまおの視点👀

ASA2025は鬼滅の刃がグランドスラムで決しました!
おめでとうございます!(笑)

ランキングを詳細に分析するとアニメ映画市場が単発の大ヒットからシリーズ作品の定常的なメガヒットへと構造変化していることが読み取れます。

特に『コナン』や『ハイキュー!!』のように人気シリーズが歴代記録を塗り替えていくトレンドは今後も加速するでしょう。

あなたの推しの映画はありましたか?

※この国内ランキングは興行が終了し数字が確定した作品のみで構成されており情報の信頼性に特化しています。公開中の映画などは残念ながら除外してあります。

All Write:くまお

追記:調査方法

日本映画製作者連盟(映連)発表の各年次興行収入統計各映画の最終確定値より。
配給会社(東宝、東映など)による各作品の最終興行収入リリース『鬼滅の刃』『コナン』など、節目ごとの確定値
信頼性の高い業界メディアの報道(2023年〜2025年最新版)各作品の最新確定値を報じた情報より。

Focus on the finalized figures, for they tell the ultimate story.

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