日本全国オタ巡礼の旅!

オタクの聖地と聞くとやっぱり真っ先に浮かぶのは東京・秋葉原。ですがちょっと待ってください! 実は日本全国、*まだまだ知られていないご当地オタク聖地がたくさんあるんです。
近年はアニメの舞台となった地方都市が盛り上がり、聖地巡礼による経済効果(通称“コンテンツツーリズム”)も注目されています。「ラブライブ!サンシャイン!!」で一躍有名になった沼津、「ガルパン」で変貌した大洗、「Free!」の舞台・鴨川……などなど地元の愛とアニメファンの熱意が重なって地方に新たな“楽園”が生まれているのです。
今回はそんな47都道府県すべてをくまなく巡り各地の「オタク聖地度」を独自に調査。
最後には筆者くまおが選んだTOP10ランキングも大発表!
調査ポイントは以下の通り:
- アニメ作品の舞台・聖地巡礼地の有無
- オタク向けショップやカフェ、施設の充実度
- イベント開催の頻度と規模
- そして、“そこに行きたくなるかどうか”という直感!
「秋葉原が遠いから…」なんて言わずに、地元を見直してみませんか?
それでは、くまおと一緒に47都道府県オタクの旅、出発です!
※文字数が膨大になりそうな為代表的なものを取り上げています。リンクも随時更新していきます。「〇〇がないじゃないか!」のお声がありましたらコメントください。あなたの考えるランキングも教えてください!
北海道・東北地方
◆北海道
雄大な自然とどこかSF感のあるオタク聖地
北海道は面積が最大にしてオタク系文化も意外と熱い。
札幌には「アニメイト」「とらのあな」など主要ショップが揃い雪まつりではアニメキャラの氷像も登場。アニメ『銀の匙』の舞台・帯広や『サマータイムレンダ』のロケ地っぽさを感じる離島エリアも魅力。
さらに近年は「初音ミク(雪ミク)」が地元公認キャラとなりイベントやラッピング電車が大人気!
◆青森県
民俗×ホラー×オタクのポテンシャル県
青森はアニメ聖地こそ少ないが妖怪・ホラー系作品との相性は抜群。
弘前には「ゴーストハント」や「地獄先生ぬ〜べ〜」の世界観に合いそうなレトロ建築も残る。
近年では「八戸ポータルミュージアム はっち」がサブカルイベントを支援。実は“ねぶた”も立派なキャラコンテンツ?
◆岩手県
文豪と幻想の地──『文スト』ファン巡礼県
岩手といえば宮沢賢治。アニメ『文豪ストレイドッグス』のファンにとっては賢治モチーフの聖地。
花巻の「宮沢賢治記念館」や「イーハトーブ館」は“異能”を感じる場所。
また、大槌町では『鉄腕アトム』が町の復興シンボルに。地元愛と未来志向が光る県。
◆宮城県
“聖地数”ならトップクラス!アニメ天国・仙台
『ハイキュー!!』の烏野高校=仙台市『Wake Up, Girls!』や『かんなぎ』もここが舞台。
駅周辺にはアニメイトやゲーマーズも揃いイベントも盛況。
「仙台アニメフェス」も定着しつつありオタク活動がしやすい街ナンバーワン候補。
◆秋田県
こまちのように静かに燃える、秘めたる聖地力
『釣りキチ三平』の作者・矢口高雄の出身地であり湯沢市には「矢口高雄記念館」も。
秋田内陸線は秘境感のある聖地巡礼ルートとして話題。『凪のあすから』のような情景が残る湖畔も豊富。
近年は「男鹿ナマハゲロックフェス」などキャラ文化との融合イベントも増加中。
◆山形県
温泉とアニメが出会うとこうなる──ほっとする聖地
米沢や蔵王など温泉地が多く聖地巡礼と旅行がセットにしやすい県。
アニメ『おもひでぽろぽろ』の舞台であり『火垂るの墓』っぽい風景を今も残す。
「山形国際ドキュメンタリー映画祭」ではアニメ系上映もあり、映画文化も深い。
◆福島県
逆境から生まれる“本気の聖地化”
『未確認で進行形』の白河市『ガールズ&パンツァー』のスピンオフ小説舞台など意外と多い福島の舞台。
会津地方には戦国モチーフのゲーム・アニメと親和性の高い観光資源があり、武将コラボも盛ん。
震災復興と連動したアニメイベントが多く、まさに“オタクの力”が生きる地域。
関東地方(東京を除く)+東京編(別枠)
◆茨城県
戦車とあんこうの聖地、オタクの“桃源郷”大洗
茨城は何といっても『ガールズ&パンツァー(ガルパン)』の舞台・大洗町!
商店街がキャラと完全コラボしガルパンラッピングバスや戦車模型、聖地スタンプラリーなど“町ぐるみでオタク歓迎”の体制がすごすぎる。
オタクが町おこしに本気で関わった成功例として他県も参考にしているレベル!
◆栃木県
日光より“SL”推し!? 地味に熱い鉄道×オタク文化
アニメ『SLばんえつ物語』や鉄道イベントとの親和性が高い栃木。
宇都宮はラーメンとジャズの街…と思いきやサブカルチャーの土壌もあり。
壬生町おもちゃ博物館や「宇都宮ブレックス」とのキャラクターコラボなど実は“ゆるオタ”に優しい県。ちなみに関係ないけどMCのDOTAMAさんは佐野市出身。くまおは有名なおせんべいが大好きです。
◆群馬県
温泉と山に囲まれた、アニメの“理想郷”感ある土地
『頭文字D』の舞台・榛名山(アニメでは秋名山)や『サマーウォーズ』の夏の情景を彷彿とさせる風景が残る群馬。
高崎市や前橋市にはアニメイベントも増えてきており温泉地・伊香保では聖地巡礼と旅行を同時に楽しめるのも魅力。くまおもインプレッサで何度も聖地巡礼しました。
◆埼玉県
“アニメ多発地帯”!何気に激戦区なオタク県
『クレヨンしんちゃん(春日部)』『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない(秩父)』、さらに『らき☆すた(鷲宮)』など聖地アニメの密集度は日本トップクラス。
とくに鷲宮神社の“オタク初詣”は伝説。アニメによって町の名前が全国区になった例が複数あるほど。
アニメイト大宮や越谷レイクタウンのポップカルチャーイベントも熱い!くまお、らきすた巡りの思い出あり。
◆千葉県
都会と自然が融合した、巡礼向きエリアの宝庫
『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。(千葉市)』『電脳コイル(市川市)』『AIR(館山市)』など舞台モデルになった街が多い千葉県。
幕張メッセでは「ジャンプフェスタ」など大型オタクイベントも頻繁に開催。
また「成田アニメデッキ」など空港を使ったユニークなオタク施策も!
◆神奈川県
横浜・川崎・湘南…舞台の幅が広い“実写アニメ”な県
『TARI TARI(江ノ島)』『コクリコ坂から(横浜)』『ぼっち・ざ・ろっく!(下北沢〜鎌倉方面)』と、海×青春アニメの聖地がズラリ。また『スラムダンク』がインバウンドに多大な貢献をしていますね。
川崎市は「藤子・F・不二雄ミュージアム」もあり“家族で巡礼できるオタク聖地”としても有名。
都市と自然、レトロと現代が混ざり合う風景はアニメ制作陣にも人気。
◆東京都(※別格扱い)

世界に誇るオタクの首都・秋葉原とその仲間たち
東京はもはやオタクの聖地の集合体。秋葉原はもちろん新宿・中野・池袋・吉祥寺などエリアごとに特色が違うのが魅力。
- 秋葉原:メイド喫茶、電気街、アニメショップの本拠地
- 池袋(乙女ロード):女性向けオタクカルチャーの中心地
- 中野ブロードウェイ:レトロ×マニアなアイテムの宝庫
- 吉祥寺・下北沢:アニメ背景によく出てくる“日常系の聖地”
加えてスタジオジブリの「三鷹の森ジブリ美術館」や聖地アニメに登場した神社・カフェも都内に点在。
どこに行っても“なにかしらの作品の舞台”というスゴさ。オタクの夢が全部詰まっている場所!
くまおが最大級に出没するエリア!注意です笑
↓↓↓こちらの記事で詳しくご紹介しています!↓↓↓
中部地方
◆新潟県
“オタク文化×雪国”の意外なホットスポット
実は「がたふぇす(にいがたアニメ・マンガフェスティバル)」という大規模イベントがあり県がアニメ文化を本気で推進中。
新潟市の「アニメイト新潟」「らしんばん新潟店」も頼れる存在!
また佐渡島や十日町の風景は『氷菓』『君の名は。』系の田舎アニメ舞台を彷彿とさせる場所多数。
◆富山県
P.A.WORKSのお膝元!“聖地の発信地”
制作会社P.A.WORKSが本社を構える南砺市は作品『true tears』『サクラクエスト』の聖地。
地元との強い連携により、アニメの舞台がリアルに維持されている稀有な地域。
「城端曳山祭」など伝統とアニメの融合イベントも見どころ。
◆石川県
金沢+加賀温泉=大人の聖地巡礼
金沢駅前の「香林坊109のアニメイト」や「ヴィレヴァン金沢フォーラス店」でオタ活可能。
『花咲くいろは』の舞台・湯涌温泉は、ファンによる「ぼんぼり祭り」が年中行事に。
また『死神坊ちゃんと黒メイド』や『モブサイコ100』の背景に金沢風景が使われており、巡礼対象としてじわじわ人気。
◆福井県
恐竜だけじゃない、地元密着型オタク文化
『ちはやふる』の舞台・あわら市、『空を見上げる少女の瞳に映る世界』の背景にもなった越前市など地味にアニメがロケハンする県。
福井駅前の「アニメイト福井」は貴重な拠点でオタショップは少なめだが地元商店街の“手作り感”ある応援が温かい!
◆山梨県
富士山より苔玉推し!? 静寂の中に光るカルチャー
『ゆるキャン△』の舞台・身延町や甲府市がアニメファンの間で全国区の聖地に!
とくに「セルバみのぶ店」や「身延山久遠寺駅周辺の店々」は作中そのままのロケ地。
甲府駅近くには「アニメイト甲府」と「ヴィレッジヴァンガード甲府昭和店」があり地元高校生のオタ活スポットでもある。
◆長野県
“田舎×青春”系アニメの宝庫
『おねがい☆ティーチャー』『サマーウォーズ』『orange』など、恋と青春の舞台が多い県。
松本市の「アニメイト松本」、長野駅前の「平安堂(漫画コーナーが強い)」なども優秀。
野沢温泉や木崎湖など、巡礼で“心が洗われる”聖地が点在。
◆岐阜県
『氷菓』『君の名は。』『のうりん』…アニメ聖地の集結地!
飛騨高山〜古川町はもはやアニメファンの巡礼ルート”の定番。
高山市には『氷菓』の「古典部の部室」や神社図書館が現存。
また『のうりん』の美濃加茂市では市役所職員が公式コラボするなど本気度高い!
「アニメイト岐阜」「らしんばん岐阜店」もあるぞ!
◆静岡県
沼津=ラブライバーの聖地!海×声優×地元愛
『ラブライブ!サンシャイン!!』の舞台となった沼津市は日本有数の“町ぐるみ聖地”。
駅前から港まで全域に「Aqours」の要素が溶け込みマンホール、シャッター、バス、カフェすべてが“ラブライブ仕様”。
「ゲーマーズ沼津店(公認ショップ)」や「マルサン書店仲見世本店(Aqours応援店)」などオタクにはたまらない空間が広がる!
◆愛知県
名古屋の底力!名駅・大須は西のアキバ候補
名古屋・大須は「まんだらけ名古屋店」「アニメイト名古屋」「メロンブックス名古屋」「とらのあな(※閉店済)」などが集まり、サブカルの百貨店状態。
『ひぐらしのなく頃に』の雛見沢=白川郷(隣県・岐阜)へのアクセスも良好。
また『SHIROBAKO』の舞台背景や、名古屋港水族館などロケに使われがちなスポットも。
中部地方は、アニメ制作会社の本拠地・舞台地・地元愛の三拍子が揃ったエリアが多く、東京に依存しないローカルオタク文化が豊かに育っています!
関西地方
◆三重県
“伊勢神宮だけじゃない”隠れたアニメ聖地
『咲-Saki- 阿知賀編』や『けいおん!』で登場する伊賀・名張エリア。実は関西アニメの“裏舞台”として使用例が多い。
伊勢市内には「ヴィレヴァン伊勢ララパーク店」や「アニメイト津」など地元オタ拠点あり。
アニメと神話、和装コス撮影が融合する渋くて粋な楽しみ方ができる県!
◆滋賀県
『中二病でも恋がしたい!』の聖地=石山駅周辺
京アニ作品の舞台として有名。とくに石山寺・瀬田川・琵琶湖など背景に使われたロケーションがほぼそのまま。
「アニメイト草津」が活動拠点でJR沿線のオタ活もしやすい。
静かながらファンがじっくりと“噛みしめる”系の巡礼が楽しめる県。
◆京都府
京都アニメーションの本拠地=“聖地の総本山”
『響け!ユーフォニアム』『Free!』『たまこまーけっと』『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』など、京アニ作品の舞台はすべてリアルに存在!
宇治市や伏見区には、作中の風景と一体化した町並みが広がる。
「京都アニメーション本社スタジオ(※見学不可)」「京アニショップ(通販中心)」「アニメイト京都」が拠点。
◆大阪府
“関西の秋葉原”日本橋オタロードの底力
日本橋(にっぽんばし)電気街に広がる「オタロード」は大阪が誇るサブカルチャーの砦!
「とらのあな大阪店(※閉店)」「アニメイト大阪日本橋」「メロンブックス大阪」「まんだらけグランドカオス」など秋葉原にも劣らない布陣。
さらに大阪駅前第1〜4ビルの地下もアーケードゲーマーや昭和オタクの聖域。
◆兵庫県
神戸の港町×アニメの上品な融合
『涼宮ハルヒの憂鬱(西宮市)』『神戸在住』『こみっくがーるず』など、落ち着いた“都市系アニメの舞台”が点在。
「アニメイト三宮」「メロンブックス神戸」など中心地に固まっているため、巡礼+買い物がしやすいのが魅力。
また、明石海峡の風景は「実写アニメ風背景」としてアマチュア絵師にも人気。
◆奈良県
古都と中二病の不思議な相性
『聲の形(舞台:奈良〜京都)』『こばと。』などのモデル地あり。
観光地が多く撮影可能な神社・仏閣・庭園が豊富なためコスプレ撮影巡礼の聖地としても発展中。
「アニメイト奈良」「ヴィレヴァンならファミリー」などが活動の中心に。
◆和歌山県
南国リゾート×昭和アニメの郷愁
『AIR』『サマータイムレンダ(和歌山市・加太)』の舞台として知られ隠れた実写系アニメファンの巡礼地。
『シュタインズ・ゲート ゼロ』の舞台候補として一部ファンの間で話題になったエリアも。
南紀白浜の「ヴィレヴァン白浜」などが僻地のオタ活拠点!
関西地方は京都アニメーションの影響力が凄まじくそれに呼応するように各県が地元資源を活かしたオタク文化振興を行っているのが特徴です。
また「大阪=濃いオタク」「京都=上品なオタク」「兵庫=港町オタク」「滋賀=京アニ信者」など、キャラ立ちした県が多く巡礼の満足度が高い!
中国・四国地方
◆鳥取県
“まんが王国とっとり”は伊達じゃない!
『名探偵コナン』の青山剛昌先生『ゲゲゲの鬼太郎』の水木しげる先生を輩出したまさに“マンガの産地”。
「青山剛昌ふるさと館(北栄町)」「水木しげる記念館(境港市)」はファン必見の聖地。
さらに県全体が“まんが王国”を名乗り空港の名前すら「コナン空港」。オタクへの愛が異次元!
◆島根県
隣が強すぎて霞んでる!? でも侮れない地元愛
『神様はじめました』『RWBY』『神在月のこども』など神話や古代文化系アニメと相性抜群。
出雲大社や玉造温泉・宍道湖など“背景映え”するロケ地が多く聖地化が進行中。
「アニメイト松江」が孤軍奮闘しており熱心な地元オタクたちに支えられている印象。
◆岡山県
晴れの国は『るろうに剣心』と『桃太郎電鉄』の国
岡山城や倉敷美観地区が背景になった作品も多く『天地無用!』などの老舗OVA作品が岡山舞台。
また吉備津神社や後楽園など“和風ファンタジー”系の聖地になりうる名所が多数。
「アニメイト岡山」「ヴィレヴァンイオンモール岡山」で現地オタ活も充実!
◆広島県
被爆地から“再生と青春”の舞台へ
『この世界の片隅に』『たまゆら』など戦争や日常・癒しをテーマにしたアニメの舞台として定着。
呉市や竹原市ではファンが聖地巡礼で街を再発見する動きが活発。
「アニメイト広島」「メロンブックス広島」など、中心市街地にオタ拠点多数!
◆山口県
『エヴァンゲリオン』のミサトさん出身地!
『エヴァ』の葛城ミサトは宇部市出身という設定。
また『マイマイ新子と千年の魔法』『ナルト』『長門有希ちゃんの消失』など、作中背景やキャラ名にゆかりある地名が多数。
「アニメイト下関」「ヴィレヴァン山口ゆめタウン」など、点在型のオタショップが支えるスタイル。
◆徳島県
マチ★アソビの町=全国屈指の“オタク特区”!
ufotable主催の一大イベント「マチ★アソビ」で有名な徳島市。
街全体がオタク歓迎ムードでポスター・橋・ケーブルカーすらアニメ仕様になる徹底ぶり!
「ufotableカフェ徳島」「南海ブックス」などローカルで本気なショップも存在。
『Fate』『鬼滅の刃』系ファンならまさに“聖地そのもの”。
◆香川県
うどん県=実は『結城友奈は勇者である』の舞台
丸亀市を中心に展開する“ゆゆゆ”シリーズの舞台であり市役所公認の町おこし案件。
商店街でファンがカード配布したり痛車展示したりと草の根カルチャーの最前線。
「アニメイト高松」「ヴィレヴァンゆめタウン高松」も頼れる!
◆愛媛県
『うたわれるもの』『坂道のアポロン』などが舞台
松山市内にアニメイト・メロンブックスが集まっており四国随一のオタク集積地。
道後温泉や坊っちゃん列車などレトロとモダンが融合した背景がアニメ映えするのもポイント。
◆高知県
坂本龍馬だけじゃない!“自然×バトル”系の舞台
『バジリスク』『龍が如く 維新!』『バクマン。』で高知風景が使用されたり映画『竜とそばかすの姫』のモデル地でもある。
「アニメイト高知」が中心的存在で、観光地と一緒にオタ活できる貴重なエリア。
この地域は“観光資源が豊富”な土地柄を活かしてアニメと町おこしを掛け合わせた聖地が非常に多い!
また他県と比べても“オタク歓迎ムード”が強い地域が多く巡礼するほど地元に愛着が湧くスタイルが主流です。
次回はいよいよ【九州・沖縄編】!
アニメ聖地巡礼の最終章「最果てのオタク文化」はどこまで行けるのか!?
九州・沖縄地方
◆福岡県
“西のサブカル拠点”天神と博多のパワー!
『博多豚骨ラーメンズ』『バクマン。』『ゾンビランドサガ』など都会×異能バトル系の舞台として定着中。
「アニメイト福岡パルコ」「メロンブックス福岡天神」「とらのあな福岡店(※閉店)」「まんだらけ福岡」など西日本最大級のオタク街が広がる。
西鉄天神駅〜今泉エリアが“福岡のオタロード”とも呼ばれる。
◆佐賀県
『ゾンビランドサガ』が一大革命を起こした県
ご当地アイドル×ゾンビ×県民愛という奇跡の融合作品がバズり聖地巡礼が観光産業化した稀有な成功例。
唐津市では実際に「フランシュシュマンホール」などの仕掛けも展開中!
「アニメイト佐賀」が要塞的存在に。
◆長崎県
『色づく世界の明日から』『坂道のアポロン』などの感性系作品の舞台
異国情緒あふれる長崎市やハウステンボスなどが“感性重視系のアニメ聖地”として静かな人気。
「アニメイト長崎」は駅前の拠点で、観光ついでのオタ活に便利!
◆熊本県
『夏目友人帳』の舞台・人吉市は“癒し系聖地”の代表格
人吉の自然と田舎の風景が作品そのもので訪れるだけで作品世界に入り込めるとファンに大好評。
阿蘇市や八代市では『蛍火の杜へ』『ひそねとまそたん』などの背景モデルも登場。
「アニメイト熊本」が地元オタの拠点。
◆大分県
“温泉×アニメ”の可能性=湯布院と別府が舞台に!
OVA作品やゲーム作品などで温泉地がモデルになることも多く『千と千尋』のモデル地説も根強い。
「アニメイト大分」は駅前+商業施設内にあり、旅行者にも便利!
◆宮崎県
『耳をすませば』『サマーウォーズ』の空気感を探しに
ジブリ系・細田守系の作品の背景を思わせる牧歌的な田園×住宅街風景が広がる。
都城市や日向市など地方都市に“郷愁系アニメの原風景”が見出される傾向。
「アニメイト宮崎」が孤高の拠点。
◆鹿児島県
『秒速5センチメートル』第2話の舞台・種子島&内之浦
ロケットと桜島そして島の情景が新海誠作品とのシンクロ率100%!
宇宙×少年少女×郷愁=唯一無二の体験ができる地。
「アニメイト鹿児島」が中心市街地で奮闘中!
◆沖縄県
“日本の最果てにして、実は未来系聖地”
『ストライクウィッチーズ』『TARI TARI』『空の青さを知る人よ』など“島国感”を活かした作品が多数。
また沖縄独自のサブカルチャーが根付いており那覇市内ではアニメイト・ゲーマーズ両方が営業中!
「アニメイト那覇国際通り」「ゲーマーズ沖縄」が南国オタクの拠点!
このエリアは、アニメ背景の“情緒と郷愁”に特化した舞台が多く、
一度巡礼すると「人生が静かに変わる」タイプの作品と場所が多数。
観光+巡礼の相性がよく、まさに“魂が洗われるオタ旅”ができる地域です。
🎖️くまおが選ぶ!ご当地オタク聖地ランキングTOP10🎖️
🥇第1位:東京都・秋葉原【王者の風格、聖地の中の聖地】
やっぱりここは外せない。世界が認めるオタクのメッカ=秋葉原(アキバ)。
「秋葉原UDX」「ラジオ会館」「AKIBAカルチャーズZONE」「まんだらけコンプレックス」など徒歩5分圏内にすべてが揃う。
近年はメイド喫茶文化やVTuberイベントの拠点としても進化中。オタク初心者から重鎮まで誰もが帰ってくるべき“故郷”。
🥈第2位:京都府・嵐山・宇治【歴史と聖地が交差する】
『響け!ユーフォニアム』の宇治『いぬやしき』の嵐山、『けいおん!』の豊郷小学校(滋賀)など、文化的背景がアニメと融合。
巡礼の達成感写真映えそして日本の美”とアニメが調和した聖地体験は、地方勢の中でも別格。
Googleマップでルートを組んで一日で数聖地巡れる効率の良さも高評価。
🥉第3位:埼玉県・鷲宮・久喜【らき☆すたを生んだ奇跡の町】
「神社と萌え文化」の融合を生んだ伝説的聖地・鷲宮神社。
アニメファンによる地域経済効果を日本で初めて可視化した例としても有名。
現在も年末年始の「らき☆すた初詣」は健在で巡礼のパイオニア精神が評価ポイント。
🏅第4位:広島県・竹原【たまゆらと町のぬくもり】
広島県竹原市は『たまゆら』の舞台。聖地としても“地元との共生度”が非常に高い。
商店街にファンの寄せ書きローカルとの交流ほっこりとした街の空気がまるで作品世界に住んでるような錯覚を呼ぶ。
🏅第5位:岐阜県・飛騨高山【聖地密度No.1!?】
『君の名は。』『氷菓』『ひぐらしのなく頃に』など超有名作の密集地。
古い町並みがそのままアニメ背景に登場する感動体験。
特に『君の名は。』の階段・カフェ・バス停は、全国屈指の“写真映えスポットとして人気。
🏅第6位:北海道・帯広&南富良野【青春が雪原に響く】
『銀の匙』『サマータイムレンダ』『最終兵器彼女』など青春×自然×切なさが揃う。
冬の北海道は交通が大変だが、一面の雪原に佇むと、作品の主人公になれる没入感が異次元。
🏅第7位:高知県・高知市内&四万十【マイナー聖地の宝庫】
『海がきこえる』『竜とそばかすの姫』など細田守作品との深い縁。
また、地元の商店街や市電風景などが*ここ、あのカット!」と気づいた時の喜びが大きい。
穴場的存在で、オタク旅慣れた人にはたまらない。
🏅第8位:佐賀県・唐津【ゾンビランドサガで一発逆転】
一見地味な県に見えて、『ゾンサガ』で全国に名を轟かせた。
佐賀駅・唐津城・ライブ会場まですべてが聖地として再整備されている本気度がスゴい。
地元の人の温かい対応も、旅の印象を最高にしてくれる。
🏅第9位:長野県・諏訪【ガルパンではない、“君嘘”と“長門有希ちゃん”】
“諏訪湖”と“住宅街”が交差するエモさ。
新海誠監督の出身地であり各所に隠れた聖地が点在。都市と自然の調和感がアニメ映え。
現地の静けさもまた、巡礼の満足度を高める。
🏅第10位:徳島県・徳島市内【マチ★アソビの聖地】
アニメイベント「マチ★アソビ」は地方×オタクカルチャーの革命的事例。
普段はのんびりした町並みに突如現れる大イベントが、多くのオタクの心をつかんで離さない。
徳島=「イベント型聖地」というジャンルを確立した点が選出理由。
くまおの視点👀

いかがでしたか?
あなたの推しの聖地は何位でしたか?
「異論は大歓迎!」です。コメントで教えてください!
全国47都道府県すべてがそれぞれのアニメ愛に満ちた場所でした。
どこか1か所でも「行ってみたい!」と思ったらそれが推活旅の第一歩です。
🧭 今後の企画予定(ブックマーク推奨)
- 「マジで行って良かったアニメ聖地10選」旅レポ付き完全保存版
- 「地方のオタショップ、実はここが熱い!」穴場ショップ巡礼記
- 「ご当地VTuberと聖地の共存」地方オタ文化の今とこれから
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それではまた次の旅でお会いしましょう🐻
All Writing:くまお