【2025年最新版】劇場版コナンを120%楽しむ!アニメ・OVAで観るべきエピソード対応ガイド

劇場版コナンは“予習”で楽しさ倍増

劇場版『名探偵コナン』シリーズは、毎年春の風物詩。2025年の最新作『100万ドルの五稜星(みちしるべ)』も大ヒット中ですね!

でも…ただ観るだけではもったいない!
劇場版はTVシリーズやOVAで積み上げてきた“地続きの物語”を理解してこそ、本当の魅力が開花します。そして、毎年恒例の劇場版コナンには、必ずといっていいほど「見る前に見ておきたいTVアニメ回」が存在します。背景設定、キャラクター同士の関係性、伏線、演出…すべてがリンクしていて、アニメを見てから映画に臨むと、何倍も感情が揺さぶられるんです。

この記事では、各劇場版にリンクするTVシリーズやOVAの対応エピソードを完全ピックアップ。なぜその話と繋がるのか、どんな点に注目すべきかを“コナオタ”の視点から徹底解説していきます!


各劇場版に対応するTVエピソード・OVAまとめと頑張って考察してみた(完全版)たぶんネタバレなし

第1作『時計仕掛けの摩天楼』に対応するのが、第54話「ゲーム会社殺人事件」。この回では、工藤新一としての推理シーンが印象的で、蘭との関係も軸になります。劇場版の爆弾解除シーンでの「赤い糸」の演出、原点はここにあるとも言えるんです。

第2作『14番目の標的』とリンクするのが第97話「別れのワイン殺人事件」。ここでは毛利小五郎の過去が描かれます。小五郎と英理のすれ違い、それでも守りたい愛の形。それが映画では“14番目のターゲット”として浮かび上がる。小五郎がただの酒好き親父じゃないことが分かる大切な回です。

第3作『世紀末の魔術師』とつながるのが、第140話「SOS!歩美からのメッセージ」。一見、子供たち中心のほのぼのエピソードですが、子ども達の冒険心や団結力は、劇場版での少年探偵団の活躍にもつながっています。コナンの推理だけでは解決できない、人と人とのつながりの温かさを感じさせます。ちなみに140話ではコナンのとんでもないニチャァ顔あり(笑) 必見!

第4作『瞳の中の暗殺者』に対応するのは、第185話186話「殺された名探偵編」と黒ずくめの謀略。この劇場版は蘭が記憶喪失になり、コナンとの関係を再確認するストーリー。このTV回では推理と心理戦が展開され、登場人物の心理描写が光ります。劇場版の「蘭がコナンを信じる根拠」は、こういう地道な描写の積み重ねで説得力が増すのです。

第5作『天国へのカウントダウン』と関係深いのが、第230話「謎めいた乗客(前編)」。灰原哀の内面がじわじわ描かれるこの回。天カウでは哀ちゃんの「死を受け入れる覚悟」が明確に描かれますが、ここでの心の揺れが前段階になっているんです。哀ちゃん推しは必見。

第6作『ベイカー街の亡霊』にリンクするのが第274話「幽霊屋敷の真実(前編)」。非現実と現実が交錯するこの回。仮想空間という舞台で展開される劇場版に通じるテーマ性があります。「推理に必要なのは論理か、それとも直感か」そんな命題を考えさせられるセットです。

第7作『迷宮の十字路』に対応するのは第315話「陽のあたる場所」。平次と和葉、二人の微妙な関係を描く回です。劇場版ではほぼ夫婦なやり取りを見せてくれますが、その“前”を知っておくと、二人の距離感に悶えること間違いなし。和葉ファンも必見。

第8作『銀翼の奇術師』といえばキッド様! 対応エピソードは第356話「怪盗キッドの驚異空中歩行(1時間SP)」。キッドの天才的トリック、そして新一=コナンとの対比。劇場版でも「変装だけじゃない頭脳派」の一面が光ります。キッド好きは絶対に見ておくべき。

第9作『水平線上の陰謀』に関係するのは第393話「誘拐…らしい事件」。一見地味ですが、心理トリックの応酬が展開され、どこか劇場版の海上パニックと通じるものがあります。ラストの伏線回収も見事。

第10作『探偵たちの鎮魂歌』にリンクするのは第434話「名犬クールのお手柄」。この劇場版は、探偵たちがそれぞれの頭脳で試される展開ですが、この回では「人間以外の知恵」=犬が活躍します。探偵とは何か、という根本的なテーマにも通じているんです。

第11作『紺碧の棺』に対応するのは第469話「怪盗キッドと四名画(前編)〜」。こちらもキッド関連エピソード。財宝を巡るトリックと、海にまつわる冒険がリンクしていて、劇場版でのスリリングな海底アクションがより引き立ちます。キッドとコナン、そして海。鉄板の組み合わせですね。

第12作『戦慄の楽譜』には、音楽が重要なモチーフとして登場します。対応するのはOVA「工藤新一謎の壁と黒ラブ事件」と第501話「赤と黒のクラッシュ 嫌疑」。音の聴き分けや記憶がキーになる劇場版に対し、新一時代のシャープな感性が活かされるOVAは非常に相性が良く、推理の鮮やかさが楽しめます。加えて「赤と黒のクラッシュ」では、組織との神経戦が張り巡らされ、哀ちゃんやFBIとの因縁にも通じます。

第13作『漆黒の追跡者』には*第529話「柔よく謎を制す(後編)」とOVA「新一と蘭・麻雀牌と七夕の思い出」がセット。組織と警察の攻防の中でも、個人の感情が物語を動かすことがよくわかります。OVAでは新一と蘭の微妙な距離感が描かれていて、劇場版での「守りたい人」の存在とリンク。こういう対比、大好きです。

第14作『天空の難破船』にぴったりなのが第570話「立証確率ゼロの犯罪」とOVA「大阪お好みオデッセイ」。空中トリックを使った劇場版と、奇想天外なトリックが仕込まれたTV回。加えて大阪メンバーとの絡みが見られるOVAで、平次&和葉ファンのテンションも上がること間違いなし。

第15作『沈黙の15分』には第610話「被害者はクドウシンイチ」OVA「新潟~東京おみやげ狂騒曲」がリンク。雪山、トンネル、閉ざされた空間でのサスペンスが劇場版で展開されますが、TVシリーズの方では「新一」という存在がキーワードになります。コナンの正体が問われる回を経てから映画を見れば、彼の決意の重みがより伝わってきます。

第16作『11人目のストライカー』と連動するのが第651話「コナンVS平次 東西探偵推理勝負」。少年探偵団、サッカー、平次、そしてコナン。すべてが詰まった熱い推理勝負で、劇場版のスタジアムパニックと並行して見たい回です。少年たちの熱量が作品を超えて繋がります。

第17作『絶海の探偵』には第734話「ジョディの追憶とお花見の罠」。海上自衛隊が舞台となる劇場版と、公安・FBIの人間関係が深堀りされるこの回は好相性。ジョディ先生の過去、公安の動き、そして安室透の存在。この辺りの背景を抑えておくと、海上の作戦にかける彼らの覚悟がよりリアルに感じられます。

第18作『異次元の狙撃手』第773話「工藤新一水族館事件」第774話「消えたムンクの叫び」と併せて見るのがオススメ。狙撃という“遠距離殺人”をテーマにした劇場版では、視界、射線、心理が重要な鍵。対して新一が見逃さない“違和感”がトリガーになるTVシリーズも、鋭い対比を生みます。

第19作『業火の向日葵』第812話「県警の黒い闇(前編)」と第813話「安室に忍びよる影」**が対応。絵画がテーマの劇場版では、美術への知識や価値観が争点になります。TV回では、警察内の不穏な空気と、安室の潜入任務が交差。コナンが“知らない部分”がどれだけあるか、それを意識すると映画の観方が変わります。

第20作『純黒の悪夢』には第854話「サクラ組の思い出」と第855話「消えた黒帯の謎」。少年時代の回想が中心ですが、純粋さと成長のギャップが、劇場版の重厚なアクションの中に優しさを持ち込んでくれます。赤井と安室、コナンと組織、その全てが交錯するからこそ、こうした子ども時代のエピソードは沁みるんですよね…。

第21作『から紅の恋歌』といえば、言うまでもなく和葉! 第898話「ケーキが溶けた!」では、事件の合間のほのぼの感や、平次の不器用な優しさが際立ちます。劇場版での恋の行方を応援するなら、こちらを見てからが断然おすすめ。

第22作『ゼロの執行人』には第935話「占い師と三人の客」第936話「フードコートの陰謀」がオススメ。安室さん大活躍の劇場版。TVシリーズでは公安としての顔と、公安の正義が問われます。彼の思考の深さや苦悩を理解した上で映画を見ると、最後の選択の重さが胸に刺さります

第23作『紺青の拳』にリンクするのは第1001話「ピアノソナタ『月光』殺人事件」。音楽とアクションが融合した劇場版の中で、ピアノの旋律が印象的。TVシリーズでは音を使った心理戦が描かれています。華麗な拳と繊細な旋律、キッドと京極真の対比を感じてください。

第24作『緋色の弾丸』は第1038話「警察学校編 CASE.伊達航」と対に。伊達さんの死、そして降谷零の痛み。その全てが劇場版で再燃します。過去編を見ておかないと、あのシーンの意味、分からないですよ?

第25作『ハロウィンの花嫁』第1079話「黒ずくめの謀略(正体)」と第1080話「灰原を狙うカメラ」。警察学校組、松田、伊達、諸伏、萩原…彼らの存在が浮かび上がる中で、TVシリーズでの人間模様を知ると泣けます。正体に迫るカメラと花嫁姿の哀ちゃんの対比…これ、刺さります。

第26作『黒鉄の魚影』第1119話「4人だけの同窓会」と第1120話「失われたお宝ミステリー」。哀ちゃんメインの劇場版には、彼女の孤独や“日常を手にしたい”という願いが滲みます。同窓会で交わされる“戻りたい過去”とリンクするこのTV回は非常に重層的。

そして最新第27作『100万ドルの五稜星』。リンクするTV回は今後の考察でより深まっていくことでしょうが、第854話「サクラ組の思い出」や第812話「県警の黒い闇」など、すでに紹介した「長野県警組」回を押さえておくと、確実に世界が広がります。

劇場版はTVシリーズと地続きの大河ドラマ

劇場版コナンは、それ単体でも楽しめますが、TVシリーズとの繋がりを押さえておくと登場人物の心理や背景がぐっと深く感じられます。

とくに黒ずくめの組織や公安、警察学校組などは劇場版だけでは理解できない複雑な関係性が描かれています。

これを機にぜひ、気になったTV回やOVAをチェックして、コナンの世界により深く浸かってください!


くまおの視点👀

おまけでくまおの圧倒的個人評のゾーン。

• 【初心者向け】コナン映画とりまコレでしょおすすめランキングTOP10(2025年版)初めてでも安心!劇場版コナンの選び方

名探偵コナン」の映画は2025年現在で27作を数え、どれから見るべきか迷ってしまいますよね。この記事では、初めて劇場版を見る方にもわかりやすいよう、ストーリーのわかりやすさ・キャラクターの活躍・感動の度合いなどから、コナオタのくまおがおすすめするTOP10作品を紹介します。

おすすめランキング

  1. 第6作『ベイカー街の亡霊』
    • 仮想空間での謎解きバトル!AIと人間の知恵比べがテーマ。
    • 子どもさんでも楽しめて、知的好奇心も刺激される傑作。
  2. 第20作『純黒の悪夢』
    • 黒ずくめの組織と公安が激突!スリリングな展開と安室透の活躍が光る。
  3. 第7作『迷宮の十字路』
    • 平次&和葉ファン必見!京都を舞台にした王道ミステリー。
  4. 第8作『銀翼の奇術師』
    • 怪盗キッド登場作。空港×推理×アクションの絶妙バランス。
  5. 第25作『ハロウィンの花嫁』
    • 降谷零(安室透)と警察学校組の過去が交錯する感動作。
  6. 第13作『漆黒の追跡者』
    • 組織とコナンの全面対決!迫力と伏線の張り方が一級品。
  7. 第10作『探偵たちの鎮魂歌』
    • 探偵団や服部、白馬、キッドなどオールスター集結回!
  8. 第4作『瞳の中の暗殺者』
    • 蘭が記憶喪失に!恋愛と事件が見事に絡む名作。
  9. 第22作『ゼロの執行人』
    • 公安VS検察?都市爆破をめぐる知略戦。
  10. 第14作『天空の難破船』
  11. • • 豪華客船、キッド➕α…大スケールな事件が満載!

作品数が膨大で何から手を付けてよいのやら‥TVシリーズは1000話越え‥。わかります、そのお気持ち!ですが結論はこれ。

まずは気になった1作から始めよう!!

ランキングはあくまでくまおの主観ですが、「まずは1作見てみたい!」という方の参考になれば嬉しいです。各作品のレビュー記事も随時リンク予定!

•安室透の公安エピソード完全時系列ガイド■ 降谷零(安室透)とは?

大人気キャラ、安室も簡単にまとめてみます。

警察庁警備局警備企画課(通称:ゼロ)所属の公安捜査官。普段は「喫茶ポアロ」のバイトとして潜伏しつつ、黒ずくめの組織に「バーボン」として潜入中。

■ 出演エピソード時系列ガイド(重要回のみ)
話数・映画内容・補足
TV:667〜668話初登場「ウェットな容疑者」/公安の匂わせあり
TV:701〜704話バーボンと初対面。コナンとの駆け引きが秀逸。
映画:ゼロの執行人安室の過去と公安の矜持を描いた代表作。
TV:ゼロの日常若き日の安室の姿を描いたスピンオフ。
TV:警察学校編松田・伊達・諸伏・萩原との青春。五人の絆が胸熱。
映画:ハロウィンの花嫁警察学校時代の事件と現在の繋がりが丁寧に描かれる。
■ なぜ人気?「3つの魅力」

仲間思いで情に厚い熱い男

頭脳明晰&身体能力抜群の完璧キャラ

裏の顔を持つ三重人格(バーボン/安室/降谷)

• 【保存版】怪盗キッドが登場するTVシリーズ&映画まとめ

■ 怪盗キッドとは?

さらにサービスでキッドの事も。正直登場回が多すぎるので劇場版とアニメ代表的回に絞って厳選してお届けします。白いマントにシルクハット、トランプ銃を操る「月下の奇術師」。本名は黒羽快斗で、名探偵コナンとは幾度も頭脳戦を繰り広げる人気キャラです。キッドの話しになると『まじっく快斗』も見なきゃ!ってなりがちですがお時間ある方はチェックしてみてください。

■ 映画出演作(おすすめ順)
タイトルキッド度見どころ
銀翼の奇術師(第8作)★★★★★(主役級)空港を舞台にした空中戦と推理劇
業火の向日葵(第19作)★★★★☆名画をめぐるトリック&アート系ミステリー
紺青の拳(第23作)★★★★★(W主役)シンガポールでの大暴れ。京極真との競演
天空の難破船(第14作)★★★★☆空中ウイルステロ&変装シーンが必見
■ TVアニメ出演回(定番エピソード)
  • 76話「コナンvs怪盗キッド」
  • 219話「集められた名探偵!工藤新一vs怪盗キッド」
  • 356話「怪盗キッドの驚異空中歩行」
  • 469話「怪盗キッドと四名画」
  • 627話「コナンキッドの龍馬のお宝」
  • 724話「怪盗キッドと赤面の人魚(マーメイド)」
  • 887話「怪盗キッドの絡繰箱」
■ まとめ:キッドはライバルでありエンタメ担当!

キザでクールな魅力とトリック満載の華麗な登場シーンで、キッド回は初心者にもおすすめ。TVと映画両方から楽しめるキャラクターです。作中でもコナン曰く「顔が似てるからなあ‥」的なセリフがあり蘭との接近を異様に警戒する有様。子供ながらに笑った記憶が。


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また、記事内の内容は作品理解を深める目的で執筆したものであり、原作・アニメ制作陣に敬意を払っています。問題がある場合は速やかに対応いたします。以上、最後までご覧いただきありがとうございました!!

最後に

「映画を観る前に、ちょっとだけ寄り道してみる」。
そのひと手間が、きっとあなたのコナン体験を何倍にも膨らませてくれます

これからも最新劇場版とともに、TVシリーズやOVAの“伏線回収を楽しんでいきましょう!
オタクとして、あなたと語り合える日を楽しみにしています!

あ、秋葉原の話題‥

Writing:くまお

くまお

サブカル好きな社会人ライター(`・ω・´)ムム
普段は法人様のWEB担しています/ブログ歴7年/秋葉原探索歴15年/体験談を基にアキバタウン情報やアニメ・ゲームの情報をお届けします/同好の方々のお役に立てるブログ運営を心がけております。

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